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シービスケット

★本日の金言豆★
ジャック・デンプシー:1919年~1926年、ボクシングのヘビー級チャンピオンとして君臨した大スター。彼の得意技「デンプシー・ロール」の使い手は日本人では藤猛幕の内一歩の2人。

 同名ノンフィクション小説の映画化版。
 原作はなにしろ500ページ超の分厚さ。それを2時間の映画に収めるのですから、はしょるところははしょって、主に馬主ハワード(ブリッジス)、名馬シービスケットとその騎手レッド・ポラード(マグワイア)に焦点を絞った筋立て。

 冒頭、ハワードの息子が車で事故死してしまうエピソードや、最愛の妻マーセラとの出会いなど、原作では比較的あっさり流されている部分をしっかり映像化し、後にシービスケットやその関係者を表から裏から支えることになる馬主の実像をクローズアップして描いています。

 シービスケットの正騎手であり、運が良いのか悪いのか分からない男レッド・ポラードについても、その悲喜こもごもの波乱万丈の人生をおさえるべきところはしっかり描き、ラストに至る救済のカタルシスを盛り上げます。

 残念なのは、その2人に押されて!?孤高の職人、名調教師スミスの影がやや薄くなってしまっていること。
 オンオフ問わず周囲の注目を否が応にも集めてしまうシービスケットの秘密の調教をめぐるマスコミ陣との攻防や、数々の悲劇にみまわれる騎手や競走馬を捨て身でかばうエピソードなど、名馬の活躍を寡黙に支えた彼のエピソードはほとんど割愛され、映画だけ観るとたまたま雇ってもらっただけのおじさんみたいな印象。これは残念!
 クリス・クーパーのキャスティングもちょっと地味かなあと・・・。なんとなく原作のイメージでは、モーガン・フリーマンって感じなんですけど、まあ黒人じゃないですからね(^^;

 原作では生涯本人が秘密にしていたとされる、ポラードの右目に関するエピソードには、映画では大胆な解釈とアレンジが加えられています。
 これはこれで、3人の男達の友情や愛情を超越した固い絆をより明確に描くという意味でも非常に良いのではないでしょうか。実際もしかしたら本当にこうだったのかもしれないとさえ思わせてくれる、心温まるシーンに仕上がっています。

 映画ならではの演出で秀逸なのが、ラジオDJティック役のウィリアム・H・メイシー!随所に出てきては、物語の説明役、場面転換役、コメディックな息抜き役を一手に担っています。当時のラジオDJがそうだったんでしょうか、お手製の効果音をけたたましくかましながら早口でまくしたてるトークは笑えます。

 映画の冒頭、シービスケットに関してはけっこうナレーションで説明が入りますが、3人の男達に関してももう少し(特にスミス!)ナレーションで説明があった方が、物語的にも完結した形で楽しめる作品になったのではないかな~という気もしますが、すさまじい迫力とスピード感のレースシーン等、それを補ってあまりある映像的見所も満載のバランスの良い映画。
 原作本とあわせて、おススメの作品です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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シービスケット サウンドトラックCDシービスケット サウンドトラックCD

シービスケット
監督:ゲイリー・ロス
出演:トビー・マグワイアジェフ・ブリッジスクリス・クーパーウィリアム・H・メイシー
2003年/アメリカ

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■シービスケット

 1929年の大恐慌以降、アメリカは苦難の季節を迎えていた。自動車販売で成功したものの、息子を事故で亡くし、妻にも去られた大富豪ハワード(ジェフ・ブリッジス)。開拓時代の終焉により、時代遅れのカウボーイとなったトム(クリス・クーパー)。一家離散の憂き目.

シービスケット

そういえば、「や行」に該当する作品を一本も見たいないことに気付いた。でも、「や行」ってどんなのがあるだろう?う~ん`s(-・-;) エートォ...とりあえず、DVDコレクションを見回しても該当するモノがない。で、あきらめて「さ行」の「シービスケット」です。(^_^;)\

俺が早口DJ~♪

早口DJと言ったらこの人しかいない

映画 「シービスケット」

シービスケット SEABISCUIT ←こんな映画です。やっと借りてきました、シービスケット☆ずーっと見たかったんです。なにより、馬が好きだし、面白そうな映画だったから。感動しました。号泣、とかではないけれど、うるうる・・・日本の競馬の世界でも、ひ

映画を見たで-シー・ビスケット-

監督:ゲイリー・ロス出演:トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジス、クリス・クーパー、エリザベス・バンクス、ウィリアム・H・メイシー評価:96点(100点満点)ここまで丁寧に作りこまれた完璧な映画を見たのは「シカゴ」以来かもしれない。これが「シービスケッ.

シービスケット

今日は菊花賞がありまして何でも凄い記録が出たそうで。というわけで、競馬の映画です。この映画が公開された時、全く興味がありませんでした。競馬には全く興味がないので。しかし、周りの評判がよいのでビデオを見ることに。よかったです。前半は登場人物のド
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