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消えた街道・鉄道を歩く地図の旅
珪化木:木の化石のようなもの。炭化した木に、地下水等の珪酸が浸透し、炭素成分が珪酸に置き換わって出来る。
2003年4月発売
あなたにとって旅といえばパック旅行!?ひとり旅!?海外旅行それとも国内!?
目的地までは電車や車や飛行機などの移動手段を有効に使い、宿泊施設を拠点に、地元の観光地や商店街、温泉などを巡る・・・
地元にお金も落ちるし、交通機関や旅行会社も利益を得る。旅行者自身も散財しつつも日常から解き放たれ、つかの間の憩いのひとときを得る・・・。
旅行って今や立派な経済活動の一つなんですねえ。
ところがここに、そんな経済的効果など一切無視、唯我独尊無手勝流の旅を提唱する旅のツワモノが出現です!
地図を頼りに、一人黙々と日本の知られざる場所を歩き回る旅。しかもその地図とは、観光マップやドライブマップといった気の利いたものではありません。
粛々と道路や路線が記され、地形が等高線で表現されている”地形図”です。学校で習いましたね〜地形図の見方!線と線の間隔が密接しているほど急勾配で、広いほど緩やかな坂になっているというアレです。
観光客や団体客の押し寄せそうな盛り場や名所的なところはあえて避け、自然を志向し、自分なりに魅力を感じるテーマにそって場所をピックアップし、乗り物は現地までの移動のみ使用し、基本的には徒歩。まさに自由気ままな歩き旅。
別に、観光ガイドに載っている写真のような風光明媚な景色が楽しめるわけでもありません。ごく普通の街並み、ごく普通の田舎の風景、ごく普通の山あいの風景をのんびりとただ歩く。
ところが、そんな一見見飽きているような風景でも、じっくりゆっくり歩いてまわることによって、電車や車で通り過ぎているだけでは気づかなかったような発見、歩きならではの風情といったものがいくらでも見つけられるから不思議なものです。
レールも枕木もない”廃線路”を辿る旅、古代の遺跡や旧道を辿る旅、峠の曲がりくねった道限定で辿る旅等など、地形図一つでかくも様々なコンセプトにそった旅が企画できるものかと新鮮な驚きと発見。
GWやお盆など、みんなが休んでみんなが同じところへ出かける大型連休の楽しみ方も全然悪くないですが、たまにはこういう、元手もほとんどゼロで出来る、文字通り日本の足元を見つめなおすような旅も悪くないかもしれませんね。歩くのは適度な運動として一番体にいいようですし。
●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆
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消えた街道・鉄道を歩く地図の旅 講談社プラスアルファ新書
堀淳一
講談社
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