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日本を意識する 東大駒場連続講義

★本日の金言豆★
日本語は元来”話し言葉”で、定まった表記文字の形が無かったが、西欧文化である活版印刷によって活字が普遍化された。

2005年4月発売
 世の中の情報化、ネット化が進むにつれ、ますますニュースの伝達速度が速くなり、世界各国の距離感がなくなってきた感のある昨今。しかし一皮むけば、内政問題の延長で反日を繰り返す中国、核をオモチャのように扱う北朝鮮ら近隣諸国の例をあげるまでも無く、実質的には国同士の距離に関わりなくちっともその距離は縮まってはいないことは明らかです。

 そうはいっても、精神的にも経済的にも、ますます多国籍なつながりが重要視されるようになるのは間違いない中、”世界の中の日本”、”日本からみた世界”、”他国が意識する日本”を我々日本人がどう意識しているのか?意識すべきなのか?こういう考え方も、これからの世の中には頭の片隅にでも必要な気がします。

 とまあ、大仰な前置きを書きつつ、その直球なタイトルに惹かれて読んでみた本書ですが・・・残念なことに、期待したほどの内容ではありませんでした。
 内容そのものは、第一部「日本のすがた」、第二部「外からの日本」、第三部「日本の自意識」、第四部「開かれる日本」と、各章ごとにストレートな内容を、過去の著名な作家の作品や歴史上の出来事から解き明かそうとする、というもので、タイトルに偽りなしというべき内容、なんですが・・・

 サブタイトルにあるとおり、大学で行われた特別講義がベースになっているため、多分に各講師の方々の独自の理論や主張が一方的に展開されているという感が非常に強く出ています。まあ、書物なんだから多かれ少なかれそういう部分は出て当然で、あとは程度の問題だと思うのですが、主張の根拠となる例示が弱く、論理展開が少々独りよがりな印象。

 そして何より痛いのは、文章が非常に分かりづらく難解なこと。これも、講義の内容を文章おこししたための弊害か、おこしたライターがヘボなのか!?もともと難解な講義内容が伝わってくる文章に全然なっていません。こういうのは文章の書き方や、言葉の選び方次第でかなり改善されるはずのことなので、もうちょっと気を使ってほしかったところです。

 じっくり腰をすえて読めば、日本人としての自意識を見つめなおすのに絶好の書。

●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)

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日本を意識する―東大駒場連続講義 講談社選書メチエ
斎藤希史
講談社選書メチエ

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