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「知」のソフトウェア

★本日の金言豆★
大宅文庫:評論家・大宅壮一が自らの仕事用に作った個人的資料庫に端を発する雑誌図書館。約六千種、二十万冊の雑誌があり、そのユニークな分類法でも知られる。

1984年1月発売
 本書のタイトル「ソフトウェア」?何か人工知能的なものの解説書かなんかか?って感じで、ちょっと内容が直感的に分かりにくいかもしれません。
 基本的に本書は、ジャーナリストである著者の実体験に基づく”情報の収集・整理法”を解説したものです。

 といっても、本文中に著者自身も繰り返し述べていますが、
 ”万人に使えて、どんな事態にも応用可能な、情報の収集・整理法など存在しない”という言葉どおり、本書で述べられているのはあくまで著者自身に都合のいいよう最適化された方法論であって、我々読者はその中から何かしら自分にも応用可能なヒントを得られればもうけもの、というニュアンスで読むのがいいでしょうね。

 本書序盤に”情報整理マニア”な人が紹介されているのですが、いますよね~そういう人。情報のインプットは、何かしらアウトプットする為の手段の一つでしかないのに、それ自体が目的化しちゃってる人。
 私なんか昔ちょっと陥ったのが、撮りためた映画やTV番組ビデオのラベル書きや、同系統の内容のものを1本のテープに編集しなおすみたいな整理の方にやたら凝っちゃって、結局それらのビデオは1回も見直すことなく捨てちゃったみたいなね。まかり間違うとこういうの、誰でもついやっちゃいそうな気がします。

 一つすごく汎用性のある真理だなと感じたのは、”人の無意識の可能性”について。
 コンピュータのような”入力されたデータを決められた法則に従って計算する”ことしかできないものと、人の意識や脳の働きが、決定的に違うのは、入力された情報がブラックボックス的な”無意識の思考”の中で醸成、取捨選択され、ここぞというときに最適なアウトプットを可能にする”ひらめき”のような部分。
 米と水と麹菌を入れた後は入念な管理作業しか人間のすることはなく、発酵は麹菌まかせな日本酒作りに例えられたそれは、我々人間の可能性がすごく直感的にわかるとともに、”とりあえず入れとけばあとは脳がなんとかしてくれるさ”みたいな気楽さが、日常のいろんなプレッシャーや脅迫的観念から解き放ってくれるような気がします。

 適度な厚さと情報量でちょっとした時間つぶしの読書にも最適!自己啓発的な部分もある良著です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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「知」のソフトウェア
立花隆
講談社現代新書

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