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強くて淋しい男たち

★本日の金言豆★
ドッグレッグス:東京・世田谷のボランティア団体主催のプロレス団体。障害者レスラーによるプロレスを興行。

1999年2月発売
 風俗ライター(?)として活躍する筆者による、さまざまなジャンルのスポーツで活躍する選手達へのインタビューを中心としたノンフィクション短編集。
 掲載された雑誌が「おとなの特選街」といったピンク系の雑誌ばかりだったためか、はたまた著者の趣味なのか、対象スポーツは”野球””ボクシング”プロ野球””競輪””格闘技全般”と、スポーツ紙をトップを見るようなラインナップ。このへん少々読者を選んでしまうかも!?
 ピックアップされた選手は、輪島功一、佐竹雅昭らメジャーどころから、滝沢正光、佐山聡、平仲明信といったマニア向け、さらにはみちのくプロレス、IWAジャパンといった超マイナーどころまで多岐にわたるものの・・・やっぱかなり泥臭いというか、汗くさ~い感じのラインナップですね~。やはり読者層はかなり限定されるかも・・・。

 正直、スポーツ界の内幕や選手の心情といったものをドラマチックに描くスポーツノンフィクションとしての出来は、山際淳司、沢木耕太郎といった大御所どころの作品とは比べるべくもありません。
 なんですが、本作の面白いところは、冒頭から何故か著者自身のフリーライター人生回顧録と、当時付き合っていた女性にみじめに捨てられてしまうぶっちゃけトークから始まり、その後も連載時の時系列に沿って綴られている各短編の最後に逐一、書き下ろしという形で自らの飲んだくれ人生と女性遍歴が赤裸々に語られているところ。
 「強くて淋しい男たち」というタイトルには、波乱万丈の人生を歩みつつ女性に弱い著者自身も含まれてるらしいですね。このへん、ライター自身の私生活をそこまで暴露してキャラ立てする必要がそもそもあるのか!?という気もしますが、語られているダメダメ男ぶりがなんか愛らしく、憎めないんですよね~これが・・・
 女性にふられた後の、佐竹雅昭との飲み屋でのやりとりのエピソードなどは笑ってしまいます。

 コンビニなんかで掲載誌はよく目にするものの、やはり女性には手に取りにくいもの。そういう意味では、一見硬派で渋い装丁の本書は、新たな読者層を広げる恰好のチャンスかもしれませんね。
 描かれているのは成功者もあり敗者もあり、未だ挑戦の途中の者もあり。様々なスポーツ界のツワモノ達の人生譚を堪能できる良著です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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強くて淋しい男たち
永沢光雄
筑摩書房

著者の作品

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