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マキアヴェッリ語録

★本日の金言豆★
ニッコロ・マキアヴェッリ(1469年5月3日-1527年6月21日)イタリア、ルネサンス期の政治思想家。「君主論」、「戦術論」など。政治を宗教、道徳から切りはなして現実主義的な政治理論を創始。

2003年7月発売
 出版界ってなんておいしい業界なの!?そんな驚愕とカルチャーショックをまず感じてしまう書。
 「語録」っていうタイトルに、まさに偽り無しなんでしょうが・・・
 マキアヴェッリの「君主論」等の著書の中から、名言、名文をピックアップし、「君主篇」「国家篇」「人間篇」の三部構成で編集、羅列してある・・・
 ほんとにただそれだけの書なんです!いや~、すごいですね・・・いくら著作権切れてるとはいえ、過去の他人の作品を切り張りしただけで飯のタネにできてしまう出版界もすごいし、それでちゃんとした商品として成立してしまうほどの名文を残したマキアヴェッリもまたすごい!

 まあ、クラシックのオムニバスCDなんかも同じ理屈なんでしょうけどね。そのうち映画やTVゲームなんかでも、著作権切れたら勝手にいろんなメーカーから100in1ぐらいの詰め合わせソフトとして売り出されたりする時代が来るんでしょうか・・・(まあ、もう既にそんな国ありますけど(--;)
 おそらく、ディズニーが儲かり続けてる限りその心配はないかもしれないですけどね。またあと20年ほどしたら、著作権の保護期間を延ばそうとするでしょうから・・・

 それはさておき、本書の内容つまりマキアヴェッリの名言そのものは一読の価値あり
 特に「国家篇」は、まさに今の日本の弱腰外交を繰り返す策無し首脳陣や、「他人のものは俺のもの」なジャイアニズムをふりかざすアメリカ人といった現在の政情にジャストフィットしており、色あせないどころか大いに参考になる至言の数々が列挙されています。

 だからこそ、著者も下手な自分の解釈論を展開するようなことはせずに、文字通り「語録」形式にしたのでしょう。そして元々膨大な情報量であろうマキアヴェッリの著作群の中から、現代の我々へのメッセージとなりうる言をピックアップした部分が本書の創造性である、と最大限善意に解釈いたしましょう。

 しかしそれにしてもです、目次の作り方があまりにも無駄ではないかと!?
 本文各章の冒頭部分のみ2~3行を抜き出して、目次として巻頭にまとめてあるのですが、それだけで全約230ページ中50ページちょっとを占めるというのはどうなんですかね!?目次読んだ時点で第1クォーター終わってまっせ!?しかも中途半端な抜き出し方してあるから目次としての用も大してなさないし・・・。
 これだったら、目次は無くして薄くして値段安くするか、もっと本文の内容を増やして欲しかったところです。

 とはいえ、私のようなマキアヴェッリ初心者への入門書としては最適な、いろんな意味で意義深い書ではあります。

●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)

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