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逆成功のルール
欧州の労働に対する考え方には、聖書に基づく”労働は神罰”が根本にある為、残業もせず定時退社が基本。
2004年12月発売
日本人ってほんとに凄いですよね〜。ほんの半世紀前、国土そのものを焼け野原にされてんですよ!?原爆は落とされるわ、戦勝国裁判で一方的に裁かれるわで、くそみそにやられたにも関わらず、今また世界を日本製品や日本文化が席巻するほどにまで復活・成長しちゃいました。いや〜世界のみなさん、優秀でごめん!って感じですね。
世界中が戦争してたころ、同じような目にあった国は他になんぼでもありましたが、ここまで復活し反映をとげた国は他にないんじゃないですかね。
何故日本にそれが可能だったのか?それはひとえに、我々日本人が本来持っていた、真面目で勤勉で勤労な国民性によるものだと思います。
ところが、そんな日本がここにきて、行き詰まってるという人がいる。バブル後の長引く不況、働きすぎで過労死、自殺、凶悪犯罪などの多発・・・それは、あまりにも真面目で勤勉すぎる日本人の国民性の弊害として出てきたんでしょうか!?
そんな考え方に風穴をあけるべく、今尚厳然たる階級社会が残るイギリスにおいて、自らを富裕層でも貧困層でもない”逆成功者”であると位置づける人物から、その驚きの生活習慣や物事の考え方、人生哲学を学ぼうとするのが本書です。
自らも一時の金銭的成功を収めながら、詐欺、経済破綻、借金、離婚といった転落人生を歩んだ体験を持つ筆者が、階級社会イギリスにおいて、何ものにもとらわれない、失敗を恐れず常にチャレンジすることを旨とする”逆成功の一族”に出会い感じたカルチャーギャップ。それは、ちょうど今の”行き詰った”日本社会にも当てはめることが出来、救うことが出来る人生のノウハウなのでは?ということで、様々な状況に応じての物事の考え方、進め方の哲学を啓発しています。
全5章、約40に及ぶ”逆成功のルール”からなるそれは、確かに一つの考え方としては興味深い点も多々あります。
しかし、果たして日本という国の風土、国民性にどこまで馴染むのか、応用が利くものなのか、少々疑問。
そもそも、取り入れなきゃいけないもんなんでしょうか?日本はほんとに行き詰ってるの?それこそが日本のマスコミが作り出した一つの幻想というか、流行的感傷みたいなもんなんじゃないですかね・・・
そりゃあ、現実の下層を見ればきりがありませんし、連日のように自殺や凶悪犯罪が報道されているのもまぎれもない事実。
しかし、大多数の国民は飢えて死ぬ心配も無く、そこそこの住居もあり、TVもインターネットもある生活を満喫してるこの国のどこが悪いというんでしょう。全然オッケーじゃないですか。
イギリスという国の階級に対するものの考え方、既にそれを不動の前提として成り立ついろんな社会構造や施設(パブなどの存在意義や利用方法など)は読み物として興味深く、逆成功ルールにしてもすべてにとらわれる必要は全然なくて、自分にあったもの、自分に欠けているものを取捨選択し実践すれば、また違った物事の考え方が開けるかもしれません。
手軽に読める自己啓発書としてはオススメの書です。
●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)
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