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世界を変えるお金の使い方

★本日の金言豆★
GDP(国内総生産)は、戦争・テロ・犯罪・事故・環境汚染等による復旧・修復費といった社会的マイナス要因でも、経済活動としてカウントする為、経済発展したかのように錯覚させる

2004年12月11日発売
 ワンコインで○○が買えます、出来ますっていうのを最近よく見かけますね。マクドナルドのワンコインセットなんかがいい例で、大抵は企業のマーケティング戦略の一環として、販売実績を伸ばす為の撒き餌のような位置づけで使われているような気がします。

 同じ100円、500円でも、世界全体、地球環境全体のためになる使い道がこんなにあります、という事例を紹介しているのが本書。

 興味深いです。紛争国や途上国で薬が買えるとか、木が植えられるといったところは比較的認知度が高いように思いますが、でもそのやり方とか、窓口になる機関、法人はどこかといった具体的なことになるとわからないことが多いのでは?本書はそれらについても、機関・法人名やそのurl等の情報を併記し、より具体的かつ積極的にお金の使い道、流れといったものを変えようと啓蒙する意気に満ちています。

 お金を出すだけでなく、物を買う際にその品物を選択することによっても、同様の意義をもたらすことが出来る事例も紹介。いざ実際に財布からお金を出すとなると、金額の多寡にかかわらずやはり若干敷居の高さを感じてしまう方でも、多少値段が張ってもより良い品物を選んで購入することによって、長期的にみれば自分も得をするし、生産者や、ひいては地球環境全体にとってプラスになるという考え方は非常に納得性がありますし、気軽に実行できる気がします。

 それにしてもその手段の多様さにはあらためて驚かされます。
 途上国に不足物資を届けるというオーソドックスなものから、
 ファンドに投資してクリーンエネルギーの普及に一役買う(太陽電池の生産量及び導入実績の世界No.1は、日本なんですね~)、保護緑地を買い取って自然保護に一役買うといった投資系、
 買う海老の種類を変えることが森林保護に繋がる、ボディケア商品を変えることが女性の地位向上に繋がるといった”風が吹けば桶屋が儲かる”系などさまざま。それだけ今、世界規模でこういった取組みが行われているということなんでしょうね。

 一つだけ私が突っ込みたくなったのは、第二次世界大戦末期、日本に甚大な被害を及ぼした沖縄戦を、アメリカ側が撮影した記録フィルムってのがあるんですが、それを1フィート100円で買い取って戦争の悲惨さを次の世代に伝える資料にしよう、というもの。
 ”次の世代に伝える”というその試み自体は非常に意義深いと思うのですが、その前に”アメリカに寄付させろよ!”って。
 何でこっちが金出して買い取らなきゃいけないんですかね!?日本政府も、中国に被害者ヅラばっかさせてないで、たまにはこっちがアメリカに被害者ヅラしてこういうの要求してけばいいと思うんですけどねえ。

 お金の価値、使い方というものをちょっと考え直させてくれる、非常に意義深い書です。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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世界を変えるお金の使い方
山本良一
ダイヤモンド社

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