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アタマにしみこむ現代物理
宮沢賢治は相対性理論に詳しかった。
2002年9月発売
相対性理論って、難解そうな学問のわりに我々一般人にも知名度抜群のような気がしますが、じゃあ具体的にどんなもの!?ってことを明確に説明できる人ってなかなかいないのでは?私なら「E=mc二乗」だよ!って言い放ってダッシュですね。
本書は、明確かつ簡潔に、「特殊相対性理論」「一般相対性理論」の違いにも言及して、相対性理論を説明しています。おそらく他の物理学者の中には、「そんな簡単なことじゃないんだ!」「はしょりすぎだ!」っていう人もいるかもしれません。そういう老婆心が出るほど、本書の解説は簡潔で分かり易いんです。これでいいの?あっそういうことだったの!みたいな。
わけもわからずガムシャラに物理学に挑むよりは、まずは大雑把に学問全体の考え方やイメージを掴んでから本格的に学び始めた方が、モチベーションも持続力も全然違ってくると思いますし、非常に意義深い書だと思います。
相対性理論の他にも、「ひも理論」「量子力学」といった、なんとなく聞いたことはあるけど・・・程度の知名度しかない分野についても、「A君が野球ボールを投げるとします・・・」なんていう、まかりまちがうと「バカにしとんのか!?」と言いたくなるようなくだけた例え話を交え、しかも品位を損なわない絶妙のバランスを維持しながら、分かりやすく解説していきます。
諸所に織り込まれるアメリカンジョークっぽい寒めのギャグも、それほど気になるレベルではありません。
タイトルどおり、難解な物理学がしみこむように理解できる、また読み物としてもハイセンスな、オススメの良著です。
●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)
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アタマにしみこむ現代物理
著者:竹内薫
さんマーク出版
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