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フランクリン自伝

★本日の金言豆★
あいだみつを人生訓カレンダーの元祖は、フランクリン

2004年12月発売
 ベンジャミン・フランクリンといえば、日本ではせいぜい、”凧あげで雷の電気を捉えた科学者”程度の認知度で、一部年齢層の方はむしろベンジャミン伊東を連想されるかもしれませんが、実は優れた出版業者であり、哲学者であり、経済学者であり、政治家であり、そしてアメリカ建国の父ともいうべき偉大な人であったそうです。

 本書は、彼自身が子孫に宛てた手紙という形式で、後年発見された書簡も訳者が補足しつつ、その生涯を綴っています。
 基本的には冒頭”老人によくある身の上話や手柄話”と前置きしているとおり、人生の節目節目での出来事を切々と述懐し、その功績や手柄を雄弁に語る内容。

 しかしこれが別に嫌味でなく、むしろ我々自身の日常における物の考え方や捉え方を考え直させてくれる教訓に満ちています。

 今から約300年も前に、フランクリンが自分自身に課していた「13の徳」(節制・沈黙・規律等、生きる上での心がけのようなもの)に基づき、「貧しいリチャードの言葉」と題して、「言葉多くしても桝目にならず」等のことわざをカレンダーとともにしたため、四半世紀にもわたって出版して大好評を得ていたそうです。
 居酒屋トイレの定番、あいだみつをの”にんげんだもの”人生訓カレンダーの元祖がこんなところにあったとは・・・。いつの世もどこの国でも、この手の人生訓はみんな大好きなんですね。フランクリン版は手書きではなかったと思いますけど(;^ω^A。

 ラテン語学の習得方法として、ラテン語そのものにいきなり取組むのではなく、その派生語であるフランス語から学べば、ラテン語の理解もスムーズになるし、もし途中で挫折しても、フランス語は現在使われている言葉なんだから多少は役に立つ、という考え方など、極めて合理的で実用的じゃないですか。

 彼自身の生涯におこる出来事はともかく、物事の考え方や問題解決法等は、自己啓発書的な発見もあり、実にためになる一冊です。

 しかし、これほどの人格者フランクリンにして、先住民族インディアンに対しては「これらの野蛮人を根絶することが神のみ旨であるならば・・・」などと、まったく人格を認めない極めて侮辱的な書き方をしているのが印象的です。
 今日のアメリカ資本主義の育ての親的存在である彼をして、自国の繁栄・発展は他民族のそれに優先するという考え方を持っていたならば、現代アメリカの姿にそれが色濃く反映されているのも当然かもしれません。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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フランクリン自伝
著者:フランクリン
訳者:渡辺 利雄
中公クラシックス

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COMMENTS

tbありがとうございます。

 はじめまして。tbありがとうございます。えらい前のについたのでビックリしました。私も洋画好きです。今日は、ニコラスケイジのトレジャーハンテイング見てきました。結構面白くて、USJにアトラクションできないかしら、と、思いながら帰ってまいりました。では、では。

TB感謝

haryさん、はじめまして。トラックバックをありがとうございます。少し前に書いたものだったので光栄です。相田みつおとベンジャミンフランクリンに共通点があったというのは新鮮な驚きでした。金言を毎日読んで一日をよりよく生きようという知恵は昔からあったのですね。
私は松下幸之助さんが好きなのですが、松下翁の言葉を毎日更新しているPHPのホームページがあります。一度ごらんになってみてはいかがでしょうか。
http://panasonic.co.jp/cgi-bin/person/index.cgi
映画も好きなのでちょくちょく寄らせていただきます。
今後ともよろしくお願いします。

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