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統計でウソをつく法

★本日の金言豆★
米海軍の死亡率は1000人につき9人、ニューヨーク市民の死亡率は1000人につき16人という統計結果をもとに、米海軍は、海軍に入隊した方が安全だと宣伝したことがある。

1968年7月発売
 1968年、つまり今から30年以上前に刊行された本書。
 当然、本書の中で取り上げられている事例、統計数字などは現代からみると非常に古いです。
 国民の年収が平均5000ドル、なんていう数字からも時代を感じさせます。
 にもかかわらず、本書に記されている”統計のウソ””数字のまやかし”といったからくりを紐解く内容は、まったく古さを感じさせないどころか、むしろ最近もっと露骨な手口で情報操作が行われている例もありそうだなあ~と考えさせられるほど。

 著者のブラックユーモアたっぷりに数字の欺瞞を暴く本文は、全10章中9章にわたって、さまざまなカテゴリーにおける事例を挙げながら的確に突っ込みを入れていきます。
 そして最終第10章では、いかに統計のウソを見破るか?その5つのカギを提示。
 最近よく言われる「メディアリテラシー」っていう考え方ですね。マスコミで報じられる情報や統計を鵜呑みにせず、真実かどうかを検証する能力。これを我々一人ひとりが意識しないと、けっこうやばいことになります。

 全国紙の大新聞でも、平気でこういう情報操作をやることは、残念なことに半ば当たり前。先日も朝日新聞が、小泉首相の靖国神社参拝について、世論調査の結果、反対がもっとも多かった!って自慢げに書いてましたが、何のことはないその世論調査って、自分でやってるんですよね。
 これぞ本書でも指南している「ウソを見破る極意」の一つ、”誰がそういってるのか?”が問題。そうでなくても中国大スキ報道で有名な朝日新聞、この程度の情報操作はお手のものだろう、というのはメディア・リテラシーの初歩の初歩。

 しかし、中国に遠慮して首相に参拝やめろやめろ言う人は、仮に首相が参拝やめたとして、その次に中国が調子に乗ってどんどん要求をエスカレートさせてきたときに(教科書を検閲させろだの、油田から手を引けだのね。)責任取る気あるんですかね?
 逆にもし参拝して中国を怒らせてそっぽ向かれたとしても、日本はまあ一時的には困るでしょうけど、代替手段はいくらでもありますからねえ。普通に参拝すりゃいいと思うんですけど、結局しなかったですね。  さ~これで、彼らは親日的になってくれるんでしょうか?そんなことは絶対にありえないんですけど・・・。

 話がそれちゃいましたが、こんな昔に既にここまで統計数字ってものに穿った見方をして、先見的な理論を展開していた書があったとは驚きです。訳文もとても読みやすく、分かりやすい、おススメの良著です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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統計でウソをつく法
ダレル・ハフ
訳者:高木秀玄
ブルーバックス

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