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日本の「ミドルパワー」外交 戦後日本の選択と構想

2005年5月発売
 「過去の侵略戦争の反省が足りない~」と、いつまでもしつこく言い立てるうざい近隣諸国たちに遠慮して後ろ向きなことしか言えず、「世界警察」を気取って好き放題暴れまくるアメリカにただ追随するのみの弱腰外交。
 かたや「大東亜戦争の意気込みをもう一度!」とばかりに、日本一国だけで諸外国と対等にものを言い行動することを主張する勇ましいだけの大国思考外交。

 今の日本の外交政策や思想は、このどっちかに極端に触れた形でしか実行、論議されていない。
 しかし日本が本来得意とし、今後目指すべき外交政策は、そのどちらでもない、日本独自の立場と価値観を前面に押し出して、日本にしか出来ない形で国際的に貢献し、世界情勢内での存在価値を高めていくことである。

 という、興味深い提議するのが本書。
 概念的には決して分かりにくいものではないですし、実は過去の日本外交が期せずして実施してきたことだったりするんですが、いざそれを言葉で定義するとなると、筆者自身も本書巻末で書いていますが、なかなかバシッとはまる言い回しがない考え方。
 「中庸外交」みたいな感じなんですが、なんかネガティブなイメージがつきまといますもんね”中庸”って。ましてや「ミドルパワー」だとなかなか字面からその本質が伝わり辛い。

 まあそれは置いといて、本質的には、これほど日本という国柄と歴史性にマッチした外交政策は無い!と納得。

 惜しむらくは、慶應義塾大学教授という肩書きを持つ筆者、それ以前の経歴もほとんど大学関係の教鞭職しか経験が無いためか、文章が難解すぎ。内容が非常に良く、もっと万人に浸透させたいものなだけに、非常に残念です。
 もっと平易で分かりやすい、語りかけるような文章で書かれていれば(別に子供向けにしてほしいって意味じゃなく、単に文章が分かりにくいんですよね)、より本書の価値は高まったと思われる、惜しい作品です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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日本の「ミドルパワー」外交 戦後日本の選択と構想
添谷芳秀
ちくま新書

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