1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

X染色体 男と女を決めるもの

★本日の金言豆★
赤緑色盲は、自然界においては迷彩を見破ることが出来る

2004年10月発売
 まずはタイトルどおり、X染色体とY染色体の結合の仕方による性別決定のしくみ解説から入る本書。が、それはほんの導入部分にすぎません。本書の本領はその後に発揮されます。

 そもそもX、Y染色体の結合による性別決定のしくみは何故存在するのか?メリット・デメリットは何なのか?他にも性別決定のしくみは存在するのか?
 最初は、「どうでもいいことにこだわって研究するもんだなあ・・・」と思うことでしょう。ところが読み進むうちに、現代の我々が抱えている様々な難病や、男女の身体的・精神的違い等に、遺伝子レベルで深く関係しているということが紐解かれていきます。
 男は単純で、女は複雑な生き物である・・・フィリップ・マーロウなんかが昔から言ってたキザい台詞ですが、これにも実はれっきとした遺伝的要因があるということが、説得力ある検証結果や実例とともに語られます。

 アメリカンジョークを随所に交えつつ軽やかに進む筆致は、難解で重くなりがちなテーマにも関わらず実に軽やかで分かりやすい!もちろんこれは、訳者両名の翻訳センスのなせる業でもあることはいうまでもありません。

 一応念のため、男女産み分け法について解説した書ではありません。むしろ筆者は、性行為のやり方による産み分け法の多くはほぼ実効性がなく、また最近開発されている非常に精度の高い医学的産み分け処置についても、倫理的・社会的観点から熟考すべき点が多いと、どちらかといえば否定的な立場で警鐘を鳴らしているようです。
 全体的に我々人間社会、ならびに自然界全体への畏敬と情愛に満ちた必読の書です。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

話題のブログがいっぱい!
人気ブログランキング←ここをクリック

金言豆メインサイト 本の部屋へ

X染色体 男と女を決めるもの
著者:デイヴィッド・ベインブリッジ
訳者:長野敬+小野木明恵
青土社

スポンサーサイト

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。