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量子コンピュータへの誘い

★本日の金言豆★
パソコンのデータ単位「ビット(bit)」は、「2進数学(binary digit)」の略

2004年12月23日発売
 モノや単位の名称って、発見者や提唱者の名前がついてることが多いもんですが、データ単位については比較的”真面目”に名づけられてますね。

 既存のコンピュータとは根本的に概念が異なり、想像を超える高速演算を可能にする”はず”の夢の機械”量子コンピュータ”。その成り立ち、そもそも量子とはなにか?量子コンピュータの構造や計算方法は?今どこまで研究が進んでいるのか?等を本書は紐解いていきます。

 「入力された値を、あらかじめ決められた法則にしたがって変換し、答えを導き出す。」これが”古典的”コンピュータの基本ですが、”状態の重ねあわせ”が持ち味の量子を用いるコンピュータの場合は、
 「既に無数に存在している”計算結果”から望む答えをチョイスする。」と、考え方そのものがまったくもって異次元の世界。
 確かに、頭から順に計算するのではなく、既に計算は終わっているわけですから処理速度は異次元的に速いと言えるでしょうが、無数にある答えの中から望む答えを得るって、選ぶのに余計時間かかっちゃうんじゃないの?それじゃあ意味無いじゃ~んと思ってしまいます。

 まさにそこが今後の課題だそうで、実際に実用に至るには、そのハードウェアシステムの構築と、”無数の中から望む答えを100%ゲットする”アルゴリズムの考案という大きな壁があります。

 現状では”概念”と、局所的な実験装置でその正しさが立証されているだけ。実用化までにはまだまだ苦労しそうですし、そもそもアインシュタインをはじめとして、量子物理学そのものを否定している人もいっぱいいます。
 ある意味、まだまだ海のものとも山のものとも分からないシロモノである量子コンピュータが、何故注目を集め、盛んに研究が進められているのか?そこには、もし実現すれば国家の利害に直結する理由があります。

 そう遠くない将来、私達の生活を一遍させるかもしれない「量子コンピュータ」の世界を垣間見ることによって、未来への違った展望が見えてくるかもしれません。

 惜しむらくは本書、”誘い”つってるわりには少々難解すぎ。一つの物事について、御親切にその前後の経緯や関連人物の紹介等、いろんな情報を多角的に説明してくれるのですが、明らかに詰め込みすぎで整理不足の感が強く、ただでさえ専門用語連発でついていけない人をさらに置いてけぼりにします。
 じっくり腰をすえて気合いで読み込みたい良著です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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量子コンピュータへの誘い
著者:石井茂
日経BP社

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