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ヤンキー先生の教育改革

★本日の金言豆★
教育委員会:学校その他の教育機関の設置・管理、指導等を行う執行機関という名目だが、実態は名誉職に近い。

2005年6月発売
 2005年の春、北海道のとある学校で、一人の教師の退職がニュースとして報道されたことがありました。
 別にどこにでもありそうなその話がわざわざニュースになったのは、学校も先生も、普通とはちょっとだけ違っていたから。そう、先生はヤンキーだったのです。

 知る人ぞ知る!?ヤンキー出身でカリスマ的教師になってしまった著者が、自身の人生の大転機となった退職について、そこにいたる原因と経緯を独白するところから本書は始まります。
 勤務先の北海道から、わざわざ出身地である長野県まで講演会に呼ばれるほどの”著名人”であり”公人”となった著者に起こった出来事とは、彼のこれまでの人生に関わる極めてプライベートなことでした。しかしそれが、自らが築き上げてきたものを根底から打ち砕き、方向を見失わせてしまう。
 下手をすれば、教育に関わる者としての周囲からの信頼を打ち砕きかねないプライベートの独白はしかし、その根底にある著者の真摯で誠実な性格がにじみ出ており、かえって好感度アップ。

 導入部で著者をよく知る人も、私のようにほとんど知らなかった人もぐっとひきつけた後は、全四章にわたり、著者がこれまで培ってきた実績をもとにした独自の”教育論”を展開。
 著者自身も述べていますが、奇をてらったことは一切書かれておらず、むしろごく当たり前のことばかり。現代の教育がいかにその”当たり前”を喪失しているかを再認識。

 ”光”は必ず”影”を生む。校内暴力をニュースとして取り上げ、光を当てた影に「イジメ」が起き、「イジメ問題」を取り上げた影に「不登校」が、またその影に「引きこもり」が・・・。問題に積極的に踏み込んで解決する努力をせず、ただスポットライトをあてて騒ぎ立てた結果として、連鎖的に問題が生じている。それはつまり、元々あった問題の原因が何も解決されていないからに他ならないとする著者の主張には大納得。時代が変なふうに変わっているからどんどん問題が起こっているのではなく、昔から何も解決されていないだけじゃないのか!?鋭すぎる指摘です。

 著者が新天地として働くのが、あの名物市長・中田宏横浜市長のいる横浜市教育委員会。こうやって若く優秀な人たちが様々な形で横の連携をとり、いい形で日本に貢献してもらえるというのは、とても希望が持てる事例ですね。それにしても横浜市ってうらやましい・・・

 子を持つ親や、悩める教師の方々など、どんな形であれ教育に携わる方に是非ご一読いただきたい良著です。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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