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デーモンラヴァー

 企業VS企業の壮絶な情報戦、スパイ合戦を描くサスペンス・・・
 のはずなんですが、何でしょうこのおどろおどろしい感じ。全体的に青を基調とした冷たい映像美はスタイリッシュといえばそれまでかもしれませんが、まったく説明のない不親切なシナリオの難解さとあいまって、すごく無機質で冷たい印象。

 コニー・ニールセン演じる美貌のキャリアウーマンの正体が実は産業スパイで、でもこっちはこっちで同じようなことをやってて・・・女性を中心にした主な登場人物はそれほど人数も多くなく、終ってみればそれほど入り組んだ話でもないはずなんですけど、初見の印象はとにかく難解。説明がなさすぎなんですよね、まあ映像と台詞で説明しようとしてるんでしょうが、単純なはずの主要人間の相関関係すら序盤さっぱり把握できなかったです。私がバカすぎなんですかね!?

 日本のアニメ会社との契約をめぐる企業間の争いということで、「東京アニメ」なる架空のアニメ会社が出てくるんですが、これがモロ”エロアニメ”会社。まあそれも、日本のアニメ業界の屋台骨を支える大事な商売ですから別に構わないんですけど、その会社の”作品”がけっこう長時間、画面に流されるという演出はいかがなものか・・・不必要に長くしつこいんです。映画の内容的にもシナリオ展開上も、別にじっくり見せる必然性がないエロアニメを、モザイク入りとはいえ見せつけられるのは、本作の概要からまったく想定していなかっただけにけっこう苦痛。

 他にも、エロサイト運営会社が作っているサイトということで、ハードSMサイトの映像が長々と映し出されたり・・・まあこちらは、一応シナリオ上重要な関連性が設定されてはいますが、なんか合ってないんですよね映画全体の雰囲気と。
 過激な暴力描写や性描写そのものは、人間の内なる野生の発露を描写する意味もあり、目をそむけたくなるような映像でもどこか心の奥にひっかかるものがあるというか、ぶっちゃけ”やっぱり見てみたい”と思わせるものがありますが、エロアニメやハードSMなんてのは少々コアすぎて・・・あえて長々描くようなこととは思えません。

 主演のコニー・ニールセンの妖艶な美しさと、終盤見せる体当たりの艶技で若干目が覚めますが、あとはもう、勝手に流れていく話になんとかついていくだけで精一杯。結末にも何の救いも展開もなく、徹頭徹尾殺伐とした雰囲気のまま終ります。当然監督の明確な意図のもとにそうなっていると思いますが、観る人をかなり選ぶ作品。

●オススメ度●
★ 私は面白かったです(*`ー´)

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デーモンラヴァー
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス
音楽:ソニック・ユース
出演:コニー・ニールセンシャルル・ベルリングクロエ・セヴィニージーナ・ガーション

コニー・ニールセン出演作

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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

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