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音作り半世紀
テレビに視聴者の注意を引く為に「ガーン」「ドーン」など音量大きめのアクセントになる音を流すことを、”和田勉の「アクセント理論」”と呼んでいる。
2005年6月発売
フリーの音響効果マンとしてテレビドラマなどで活躍中の筆者による、自身の音響効果マンとしての歴史や、携わってきた膨大な数の作品群とそこでの効果音の使い方、入れた音やその工夫などを披露。
こういうの、なんていうんでしょうね、まさに回顧録っていう呼び方が一番適しているように思います。ドキュメンタリーっていうほど演出的な盛り上げや山場があるわけじゃなし、ただ淡々と、撮影当時の様子や、どういう音響効果が必要だったとか、その音を出すのにこういう道具を使った、こういう工夫をした、みたいな話をつづってあるだけ。
本ですから当然、音は想像するしかないわけで、文章も「ドーン」「ジャー」「カタカタ」と、擬音のオンパレード。
はっきりいって、ドラマや映画の音響効果ってものに多少なりとも興味がある人でないと、何が書いてあるんだかもさっぱり分からなくて面白くもなんともないと思います。
でも逆に、そこに興味がある人にとっては、刀の音や雨風の音などをどうやって作るのか?当たり前の単純な仕掛けで作る音から、日常生活ではまずお目にかかれないような奇想天外な道具を使って作る音まで、その舞台裏をワクワクしながら垣間見れるでしょう
著者が携わったドラマ作品は、出演者のことや、どのシーンにどういう音をいれるのにこんな工夫をした、苦労をした、というような制作現場の裏話が事細かに書いてあるので、当時のドラマが記憶にある方にとっても思い出深いでしょうし、何より著者のような音響効果の仕事を志す方にとっては、得がたい貴重なノウハウや資料が満載されています。
●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)
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