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植物は気づいている

★本日の金言豆★
紅茶キノコ:キノコに似た複合物を発酵させたもの。地衣類、酢酸菌、イースト菌などからなるといわれる。アメリカでは何故か”kombucha tea”と呼ばれる。

2005年7月発売
 サボテンなどの観葉植物を育てるとき、例えば水をあげながら話しかけたり、外出する際に挨拶したりすると、なんとなく発育がよくなる、みたいな説って聞いたことあります。
 植物が人間の言葉は理解しないでしょうしコミュニケーションをとれはしないまでも、植物も生き物には違いないですから、話しかけるときの人間の感情的なものを敏感に感じ取って、愛情を感じるとよりすくすく育つってことがありうるということなんでしょうか!?

 そういう一見神秘的なことを、極めて科学的な方法で大真面目に研究している人が本書の著者。
 もともとはポリグラフ(ウソ発見器)研究の第一人者だった著者は、ある日ふとしたことから、仕事場に置いてあった観葉植物ドラセナの葉に、ポリグラフをつけます。ポリグラフとはそもそも、人間の皮膚の電気抵抗の変化をモニターし、その変化から被験者の精神状態を推測してウソを見破ろうとするもの。著者はもちろん植物のそれを観測しようとしたわけではなく、植物が水分を根から葉へ吸い上げる速度を測定できないか!?という他愛も無いひまつぶしのつもりだったそうです。
 で、人間のウソ発見テストではその人間がウソをつかざるをえないような質問をしたりしてモニターしますが、著者はそれにならって、植物を動揺させるようなことをしてみようと”思いつき”ます。「葉っぱに火をつけたろか」と・・・。
 するとなんと・・・その事を口に出してもいなければ行動に移してもいないのに、ドラセナのポリグラフモニターに明確な変化が現れた、というのです。まるで植物が人間の意志を感じ取ったかのように・・・

 まるで「機動戦士ガンダム」のニュータイプ理論のようなSFチックな話。著者はこれを契機にさまざまな実験を行い、学会に発表しますが、当然学会は猛反発。内容がある種オカルトじみていることもさることながら、著者の実験結果を第三者が再現することが極めて困難だったこともそれに拍車をかけます。
 なにしろ、人間や動物がするような目で見たり耳で聞いたりできるような明確な表現ではなく、人間が作った精巧な観測機器でしか測定できないような変化で、しかも植物の他の生命体への反応は距離や遮蔽物も関係ないため、実験を行う人が「実験するぞ」と思っただけでもまともに測定できないというんですから・・・

 このあたりの著者の記述を、なるほどと共感できるか、うさんくさあ~と眉をひそめるかは二分されることでしょう。確かに、著者が自説を正当化するために実験の困難さを強調しているだけ、と悪意に取ることもできます。
 しかし、共感したいですね~、ロマンティックじゃないですか。科学的に完全解明されるのはまだまだ先か、もしかしたら永遠にされないのかもしれませんが、”思うだけで通じる”って、人間同士でもある気がしませんか!?なんとなく虫が知らせるとか、誰かに見られている気がして振り向くと目が合うとか・・・

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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