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よくわかるクジラ論争

★本日の金言豆★
原住民生存捕鯨:国際捕鯨委員会(IWC)の規定「原住民、または原住民のために締約国政府が行う」「肉または製品が、もっぱら原住民による地域的消費だけに用いられる」に沿って行われる捕鯨。表向きは反捕鯨国であるアメリカなどが現在これを行っている。

2003年3月発売
 クジラの竜田揚げの味が思い出せなくなってきました・・・。私世代ですと、小学校の給食で当たり前のように出てたクジラ肉。私はその味付けの良さもあって大好物だったという記憶はあるんですが、何せもう何十年も食べてないですから・・・。
 今でも、魚介類の専門店に行けば、パック詰めのクジラ肉が普通に置いてありますし、食べようと思えば食べられますけど、けっこういい値段しちゃうんですよね・・・。他にいくらでも食べ物の選択肢がある現代、そしてまたその値段の所以が、味がいいからとか貴重だからとかいうことじゃなく、調査捕鯨以外に捕っちゃいけないことになってるから、ということも分かっちゃってると、あえて積極的にクジラ肉を買う理由も正直見当たりません。

 これだけ長い間食卓に上らなくなって、しかもマスコミ報道により捕鯨に対して「野生動物保護」「環境保護」という理由でマイナスイメージが流布されてしまっていると、クジラ肉復権への道のりは相当困難なものと言えそうです。

 そもそも、クジラなんて食べなきゃいけないのか?牛や豚や魚など、それ以外に肉がとれる動物はいっぱいいるのでは?無理してクジラを捕ると、絶滅しちゃうんじゃないの?
 そんな”クジラ素人”の素朴な疑問に、科学的実測データを交えながら全て明確に答えてくれるのが本書。

 クジラが絶滅に瀕しているから環境保護の為に捕ってはいけない、という一般的な認識は大きな誤解で、頭数が減っているのは、クジラの中でも大型のシロナガスクジラなど。  その他のミンククジラなど中型の種はむしろ増えすぎの状態にあり、しかもそれらが増えすぎて住処となる海を独占してしまうことにより、大型種が益々増えにくくなっているのが実態。  むしろ人間がミンククジラを捕ることで海の生態系に積極的に介入することにより、全体の個体数のバランスをとることができるのです。動物の死骸まで食わせてどんどん”生産”しなければならない牧畜などと比べても、いかに効率的で合理的な食肉産業であったかが分かります。

 クジラ問題を語るには、国際政治的な背景も見逃せません。件の大型種クジラを、クジラの皮に含まれる鯨油だけを目あてに、まるで石油などの鉱物をとるように乱獲したあげく、ろくに利用もせずに余ったクジラの体を海に投棄し続け、絶滅の危機に瀕しさせたのは、アメリカをはじめとする他ならぬ現反捕鯨国どもであり、その罪の意識の裏返しかなんか知りませんが、今度は科学的、実証的なデータをもとに理論的に捕鯨の必要性を訴えるわが国に対し、クジラの捕獲枠を算出する計算式「改定管理制度」が”未完成である”という理由で、ずるずるその完成を先延ばしにするという”牛歩戦術”で嫌がらせを続けています。

 捕ったクジラを骨まで余すことなく利用し、地域に還元し、雌クジラから出てきた胎児を大事に供養までしていたという、日本古来の伝統でもあるクジラ食文化。アレルギー体質の子供にも有効なタンパク源となりうるクジラ肉に新たな注目も集まっています。あいかわらず理不尽なジャイアニズムを振りかざす反捕鯨国と、わが国の交渉の成り行きに今後も要注目です。

●オススメ度●
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