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文学賞メッタ斬り!

★本日の金言豆★
芥川賞、直木賞などの文学賞の数は、日本国内だけでも500以上ある。

2004年3月18日発売
 こんなにも文学賞と呼ばれるものが数多く存在していたとは驚きです。全部が全部、有名作家の名前を冠したものばかりではなく、マイナーなものも相当数含まれているようですが。小説業界の人間ですら、全部は把握しきれないというんですから、ある意味ちょっと変な世界ですよね。

 そして、これまた理解しがたいことに、有名な文学賞、たとえば芥川賞や直木賞など、選出作品が見出しやニュースになるクラスのやつってことになるんでしょうが、そういうのには”名物選考者”みたいなのがいて、その人らの好みや趣味趣向が選考結果に影響している(らしい)というんですから・・・
 ウソかまことか!?な業界裏話の暴露もありながらの、批評家たちによる座談会形式でさまざまな文学賞をテーマ別に論評するという風変わりな書。

 まるで本書の読者なら誰でも知ってる既定事実であるかのように、見たことも聞いたこともない”選考委員”の実名がバンバン飛び出し、楽屋オチよろしく揶揄し、こき下ろし笑い飛ばしてネタにする会話には、はっきりいって全然ついていけません。かろうじて、石原慎太郎は新人作家やその作品は大嫌いで絶対褒めない、ってとこが理解できる程度でした私の場合。

 小説好きな読書家の方や、文学賞に応募して小説家を目指す方々にとっては、本書に書かれているような業界の内情ってどこまで既定事実なんでしょうかね?中には、これを知っていないとこの賞に応募しても無駄じゃね~か!?って思われるような話も載っていて、小説家志望の方には応募先を選ぶ上で大変参考になるかもしれません。といっても、書かれている内容が事実なのかどうかわかりませんが・・・
 イマイチそこに懐疑的になっちゃうのは、登場人物の皆さん相当ノッてらっしゃったんでしょう、あまりに会話がフザケすぎだから。楽屋オチの冗談と、本気ともつかない内容を織り交ぜで語られていて、ギャグなのかマジなのか判断のしようがありません。
 まあ、文学賞ってのがいかに胡散臭いか!?小説界ってだいたいどういう世界かっていう雰囲気はなんとなくつかめます。

●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)

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文学賞メッタ斬り!
大森望
豊崎由美
PARCO出版

文学賞にからむ作品もいろいろ

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テーマ : 気になる本・雑誌 - ジャンル : 本・雑誌

COMMENTS

トラバ有難うございました。どの文学賞が本当に信用に足るのか、というある程度の指標になる本だったと私は思っています。お二方の趣味趣向がとてもはっきりしているので、好みが全く逆の人でも参考にできるのではないでしょうか。

ある子様

コメントありがとうございます。
そうですね、特に応募を考える人にとっては一つの参考になるかもしれないですね~。

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「文学賞メッタ斬り!」大森望&豊崎由美

文学賞メッタ斬り!発売元: PARCO出版価格: ¥ 1,680発売日: 2004/03/18売上ランキング: 35,251おすすめ度 posted with Socialtunes at 2005/11/11エキサイトブックスの文学賞メッタ斬り!が本になりました。 大森望(SF翻訳家)と豊崎由美(ライター)が、 たくさんある文

『文学賞メッタ斬り!』大森望・豊崎由美

文学賞の事情はもちろんですが、現代文学の勉強になりました。 とくに海外の文学賞をあまり知りませんでしたし。イギリスのブッカー賞とかフランスのゴンクール賞とか、沢山あるんですねえ。 面白そうな本がたくさん載っていてすごく参考になりました。 そしてどういった種
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