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風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡

★本日の金言豆★
スリー・ホイラー:前輪が二輪、後輪が一輪のオート三輪。後輪駆動で走り、コーナリングの際には片輪浮かして二輪で回る。

2002年7月19日発売
 あんなに夢のある、楽しい作品を作り続ける努力と天才のアニメーション監督・宮崎駿が、しゃべるとなんでこうも毒吐くんだろう。なんでこうも世の中を横からナナメから、イヤミな見方考え方をしてるんだろう。
 でもよくよく考えてみると、実は宮崎監督の作品にはほとんどすべてといっていいくらい、現代社会、文明や現代人たちへの批判、警鐘、皮肉といった要素が随所にちりばめられていたり、大筋のコンセプトとして据えられていたりします。

 特に最近の作品の傾向に顕著にみられる、いわゆるハリウッド的なというか、大方の観客が抱く予定調和的な先入観、物語にきっちり起承転結があって、ラストに大バトルなり敵の巨大化なりといったカタルシスも用意してあって、というようなつくりを徹底的に忌避し、ともすれば観客自身に判断を委ねるような演出だったり、純粋に自分の伝えたいことを、伝えたいと願う人向けに特化してつくったりという姿勢は、常に新しいものに挑戦し、世の中のすべての物事を問題意識をもって見続け、自身が固定概念に陥ることを嫌う、まさに宮崎イズムともいうべき厳しい自分自身へのこだわり。

 約15年前、「風の谷のナウシカ」などのヒット作を得てようやくその才能に世間が注目し始めた頃のインタビューから、記録的ヒットを飛ばし世界中で上映されることとなった「千と千尋の神隠し」直後のインタビューまで、長きにわたって雑誌紙上で行われてきた宮崎氏へのインタビューを、雑誌掲載時には紙面の都合等でカットされていた部分も再録してまとめた完全版。

 3日も会わなければ別人と思えというように、月日とともに人は成長し変わっていくものですが、宮崎氏のクリエイターとしての姿勢、政治的思想などが、その時代時代に影響されつつ経年変化していく様子、それがその時々の作品にも様々な影響を与えたであろうことがよくわかります。

 インタビュアー自身も冒頭で書いてますが、「御大宮崎駿」に対しけっこう激しく突っ込みを入れるインタビュアーに対し、これまたわりと口汚く、反論めいたことも含めてストレートに受け答えする宮崎氏、じっさいここまで理屈っぽいオヤジが身近にいたらさぞうっとうしいだろうなあ・・・と想像しつつ、でもある意味、こういう小難しいことをきっちり理論と実践を備えた上で語れる大人が減りつつあることが今の日本の問題の一つなのかも!?と殊勝なことも考えてみたり。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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