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ウィスキー
ウルグアイ東方共和国:南米大陸の南東部、北はブラジル、南はアルゼンチン。日本の約半分の国土に336万人が住み、約43%が首都圏に住む。国土の90%以上が牧場。映画誕生以来、これまで製作された長編映画は約60本しかないが、本作監督のデビュー作「25ワッツ」がきっかけとなり、2002年以降は、年間1〜2本のペースで製作されている。
2005年10月28日発売
カメラをまったく動かさない、パンもズームも使わない固定カメラで、情景を切り出すように作られた映像。
正直、舞台人としての”華”的なものは一切無い、中年のおっさん、おばはんが主人公。
台詞も必要最低限、主人公達の表情も終始無表情で無愛想。
もちろん、アクションもなければ謎解きも、人殺しも下ネタもギャグも無し。
それでいて、観終わった後はなんだかものすごく後をひく、登場人物たちの心情、その後の行動などをしきりに想像してしまう、非常に不思議な魅力をもった作品。
つい最近まで映画文化、映画市場ってものが無いも同然だったウルグアイ発だからこそ、こういう独創的な作品が作りえたのだ!とまあ、安っぽく言っちゃうのは簡単でしょうけど、それじゃあ監督に失礼でしょって。
出演者に華的なものは無いなんてさっき書きましたけど、
”ちょっとクリストファー・リーっぽい”ハコボ役アンドレス・パソス
、
”ちょっと土井たか子っぽい”マルタ役ミレージャ・パスクアル
、
”ちょっとエルキュール・ポワロ(NHK)っぽい”エルマン役ホルヘ・ボラーニ
ら三人のメインキャストは、観れば観るほど中年ならではの独特の味と雰囲気を醸し出す面白い俳優さんたちであると同時に、ろくに説明も台詞もなく、ほとんどのシーンで表情や仕草などでの微妙な表現を要求される芝居に見事に対応している腕のよさ。
でもこの方々、普段どこで演技の勉強とか練習してるんでしょうかね!?
中盤、ハコボが朝飯食べながら、けったいな器具でなにやらジュルジュルすすってるシーンがありまして、何だアレは!?と思ってましたら、それはボンビージャというストロー的なもので、マテ茶を飲んでたらしいです。ウルグアイの国民的な飲み物だそうで、ビタミンがとても豊富で、街中でもお湯を入れた魔法瓶と茶葉が入った壷的なものを持ち歩いている人がたくさんいるとか。日本では、コンビニでペットボトル入りのが普及してますから、そんな人いないですけど、ほんとはそうやって入れたてを飲むのが美味しいんでしょうね。持ち歩き不便そうだから多分やらないですけど。
マルタとエルマンとの間にはやっぱり何かあったのか!?ハコボはなんだかんだ言ってもマルタを気にかけてたのか!?ラストはやっぱり、マルタは行っちゃったってことなのか!?など、いろんなことを想像したくなる演出は上手い。といっても、思わず3倍速ぐらいで観たくなるテンポの無さは、味ととるか欠点ととるか、やはり好みの別れるところ。
●オススメ度●
★★ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)
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ウィスキー
監督:ファン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール
出演:アンドレス・パソス、ミレージャ・パスクアル
、ホルヘ・ボラーニ
2004年/ウルグアイ、アルゼンチン、ドイツ、スペイン/94分/ビターズ・エンド
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COMMENTS
TBよろしくお願いします。
あのテンポは
ギャグは色々あったと思いましたが。
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『ウィスキー』’04・ウルグアイ=アルゼンチン=独=スペイン
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ジム・ジャームッシュのファンなら、きっとこの映画気に入ると思います。