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TOKYO STYLE

★本日の金言豆★
東京都内に、番地が無く、住民登録が出来ないかわりに税金がかからないという真空地帯状態の建物があった。(現在もあるかどうかは不明)

2003年3月発売
 日本人の家はウサギ小屋だ、とか欧米人に勝手なこといわれて、何故か住居に関してはコンプレックスをもってしまってたような気がする我々日本人。
 そりゃまあ、住むところは広くて便利で日当たりがよくて、環境が整ってるにこしたことはないですけども、どっこい我々、狭い国土と住宅事情はそれなりに踏まえた上で、それを全然問題にするどころか、自分なりのスタイルでけっこう面白おかしく生活してるもんですぜ、という大和魂(!?)あふれる庶民のパワーをふつふつと感じる写真集。

 一般的にいえば「狭小住宅」「悪環境住宅」とカテゴライズされそうな住まい、「よくこんなとこ住んでられるなあ!?」と目を疑いたくなるような、良く言えば住人の生活というか、人生そのものが凝縮されている、普通に言えば乱雑な部屋の写真のオンパレード。でも何処か懐かしいというか、誰しもこういう部屋の状態、多少の程度の差はあれど経験あるんじゃないでしょうか。
 整理整頓もいいけれど、すぐ使うものは机の上に並べておく、出しっぱなしておく、それでいちいち探す手間を省けるのなら、それもひとつの立派な整理術!?
 人を呼ぶのに困るというけれど、自分の生き様そのものが詰まった生活空間であるその部屋に来るのが嫌な人は来なくてよし、付き合わなくてよし。
 飾らないその生活、というより飾りたくても飾れない、でも何か未来に向かう意思というかパワーというか、そういうのがなければ、逆にただ漫然と住んでるだけではここまで雑然ともの詰め込んだり集めたりできないもんです。

 1993年に刊行された後、使用された写真や文章にもほとんど手を加えることなく10年後に文庫化もされた本書ですが、文庫化にあたって取材したところ、収められている写真の部屋は9割がた存在していなかったといいます。住居とは末永く定住するものである、という一般常識をも打ち砕く、まさに流転し新陳代謝を繰り返す、今を生きている住宅達。
 ちょっと自分の価値観にカルチャーショックを受けてしまう書。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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都築響一
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