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俺たちニュースキャスター
Anchorman:リレーの最終走者、しんがりといった意味の他、アメリカのテレビ番組で、時事解説をするテレビキャスターのことも意味する。船が、碇(anchor)によって定位置に留まれるように、”この人の言うことを聞いていれば安心だ”と思わせてくれる人のこと。
日本で言えば一昔前の久米宏や、筑紫哲也、森本毅郎あたりが”アンカーマン”扱いになるんでしょうか・・・主に主婦層にとっての不動のアンカーマンはみのもんたで決まりですけど、日本ではアメリカほど、特定のキャスターの言うことを全面的に信頼するっていう風潮は薄いですかね。なんだかんだいっても、有事の際にはとりあえずNHKっていう人が圧倒的に多そうですから・・・。
もちろん、本作の原題でもある「アンカーマン」という言葉自体、日本ではまったく認知されていないわけで、日本でのDVD発売に際して邦題を付け直すのは当然でしょうけど、これはなかなかうまいネーミングなんじゃないでしょうか。あっさりしてるし、ちょっとパロディっぽいのが気にはなりますけど、内容がアナウンサーを主役にしたコテコテのコメディだってことがストレートに分かりやすい、いいタイトルですね。
ウィル・フェレル扮するニュースキャスターは、全米のお茶の間で不動の人気を誇るアンカーマン。脇に3人の舎弟のようなアナウンサー軍団を率いてまさに絶頂期。そんな中、クリスティーナ・アプリゲート扮する女性キャスターがチームに加わることになり、やがて二人は付き合いはじめるものの、仕事上の立場はだんだん歯車が狂い始めてきて・・・
バリバリの男社会として描かれるテレビ業界や、たけし軍団ならぬ”アナウンサー軍団”、そして他局の軍団同士の激しい視聴率争い&ほんとのケンカバトル等、アメリカのテレビ業界に全然詳しくない私にとっては、どこまでがマジでどこからがギャグなのか、ちょっと測りかねる部分が多く、それがイマイチスカッとした笑いにつながらない主要因!?
ギャグそのものも、むこうのコメディアンお得意のオトボケ顔やジェスチャーで笑わせる類のものが多かったり、いきなりワケ分からんありえないシチュエーションに突入したり、なんだか20年前のコントって感じ。
下ネタの使いどころも中途半端でただ下品なだけという最悪のパターン。
動物園の熊のオリん中に人が落ちてんのに誰も助けも騒ぎもしないし、局アナ同士のケンカでいきなり馬が走ってきたり、腕を切り落とされたりと、この中途半端なありえなさを笑えと言われても、ただひたすら???マーク点滅。
その局アナ大集合の大バトルシーンで、何故かベン・スティラーなど大物コメディアンが、ちょこっと顔を出しているのがまた意味不明。「あっこんな人も出てる!」で終わりで、大したギャグにも見せ場にもなってない感じ。
なんだか、アメリカテレビ業界の楽屋オチ映画って感じでした。これは日本での劇場公開見送りもやむなし!?
●オススメ度●
★ 私は面白かったです(*`ー´)
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俺たちニュースキャスター
監督:アダム・マッカイ
出演:ウィル・フェレル、クリスティーナ・アプリゲート、デヴィッド・コークナー、スティーヴン・カレル
2004年/アメリカ/PG13
ウィル・フェレル出演作
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