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クェーサーの謎

★本日の金言豆★
クエーサー≒ブラックホールのこと

2004年11月18日発売
 「ブラックホール」といえば、宇宙の落とし穴、何でも吸い込み光すら脱出できない超重量の天体と、SF漫画や映画などで耳なじみもあり、なんとなく意味も知っているものですが、「クェーサー」とはちょっと耳慣れない名称です。
 実はこれ、意味的にはほぼ同じものなんですね。本書はまず、宇宙に点在する巨大なブラックホールこそが「クェーサー」の正体である、という説明から始まり、そもそもブラックホールとは何か?クェーサーとは何か?銀河の成り立ちとは?等について詳細に解説していきます。

 はっきりいって超難解!随所に、10の何十乗×γなんたら・・・という意味不明の方程式がちりばめられ、それを読者が理解していることを前提に「であるからして・・・」と話が展開。分からない人は完全においてけぼりです。
 相当気合入れて天文学的数式も勉強して理解しようとするか、なんとなく分かるところだけ読んで満足するか、スタンスを決めて挑んだ方がいいでしょう。
 私はもちろん後者ですが、それでも宇宙の広大さ、神秘性、それを解き明かすことに挑む人々の熱意と努力といったものには好奇心をそそられます。

 私達がもし望遠鏡で空を見るとしたら、月、金星、土星等、だいたい位置がわかっている有名どころの星を探して眺めるのが普通じゃないでしょうか。
 しかし天文学者の方々は、何があるかわからない、一見何も無い宇宙空間に懸命に目を凝らして、新たな天体を発見しようとするわけです。縦横に点線が引いてあるわけでも無い宇宙空間を片っ端から調べていく・・・しかも、人間の目に見える光を発している天体だけでなく、赤外線や電磁波で”光り輝いている”天体もあるというのですから、想像しただけで気の遠くなるような地道な作業。
 しかし、現代のようにさまざまな観測機器が発達する以前の、原始的な望遠鏡しかなかった時代から、クェーサーのような後年その存在としくみが解き明かされつつある天体の存在を予見していた人もいたというのですから、人類はやはり偉大ですね。

 読後は間違いなく、今までとは違った見方で夜空を眺めたくなる一冊です。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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クェーサーの謎
谷口義明
講談社

著者の作品

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COMMENTS

こんばんわ

TBから跳んできました。この本は本当に面白かったですね。私も数式を無視して読んだ口です(笑)こういう本をきちんと(数式まで含めて)理解できる人がどれくらいいるのか。「もしかして自分はおそろしくアホなのか?」と、文系人間からは戦々恐々です。

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谷口義明 『クェーサーの謎』

講談社(ブルーバックス) 2004年 ★★★☆☆ ブルーバックスは理系学問の入門的な新書として知られている。私は完全に文系人間だが、子どもの頃から、なぜだか天文学だけは好きで(図書館に行けば、すぐ『Newton』!)、少しずつだが現在でも本を読んでいる。
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