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ファイナル・カット

★本日の金言豆★
イクゥアノクス・プロジェクト:1年に2度、10本の映画脚本が選ばれ、世界中から集まった10人の優秀な映画関係者と1対1で自分の脚本を検討できるフランスのプロジェクト。本作監督曰く”映画界のホグワーツ校”

 人の記憶をデジタル的に取り出し、他人がそれをまるでムービーのように再生して観ることが出来る。昔からSFチックな映画ではいろんな方法で行われてきました。だいたい、目ん玉を通してとか、プラグを差し込むとかして脳から”データをダウンロード”するっていうパターンが多かったように思います。
 本作では、有機物でできた人工チップを、胎児のころから人の脳に埋め込んでおき、その人が死ぬまでの間”目で観た映像”を延々とチップに録画する、という手法がとられています。
 何のためにそんなことするかというと、ここが本作のタイトルの由来でもあり異色なとこでもあるんですが、そのチップの録画記録を本人が死んだ後に取り出し、残された遺族にとって”美しい思い出”の映像だけを切り出して編集したものを、葬式で追悼映像としてみんなで鑑賞するためなんですね。

 この設定がまずかなり非現実的というか・・・映画的設定としては確かに面白い発想だと思うんですが、ちょっとリアルに考えてみたると、そんなニーズがはたしてあるんか!?という疑問が・・・
 ”死んだ本人”が見た映像ですよ!?だから本人自身の映像は、鏡でひげ剃ってるときぐらいしか出てこないわけです。あとはまわりの人達の昔の映像。まずもって、そんなん高い金出してまでわざわざ観たいですかね!?

 映像記憶だけじゃなく、その時の本人の思考まで表示されるってんなら、まだちょっと面白そうですけどねえ・・・
 にこやかに挨拶しておきながら「ちっうぜえやつ・・・」とか、裏で思ってることが字幕テロップで流れたら、それはそれで面白そうです。もう本人は死んでるから、気まずくなることもなく笑えるだけですみそうだし。あ~でもやっぱり、その人に何か秘密を握られてたりしたらヤバいかもしれないですねえ。

 そう、本作ではあくまで、残る記録は映像と音声のみなんですが、それでも残された遺族や関係者にとっては笑い事ではすまされない秘密や隠し事が記録されている可能性が当然あるわけです。
 不倫現場(これが正真正銘のハメ撮り!?)や幼児虐待など、故人がやってきた数々の不祥事もすべてノーカットで記録されている元映像。そういう余計な部分を”カット”して、美しい思い出だけを映像化する職業につく専門家、それが本作の主人公アラン(ロビン・ウィリアムズ)。
 故人の人生をすべて観た上で、一切の感情を交えず冷徹に依頼人の希望通りの映像に編集する彼ら編集人は、この悪趣味なチップをとりつけたがる一部の金持ちには重宝がられているものの、一部の反対派のデモ運動の攻撃にもさらされるという・・・

 神のような視座で他人の人生を切り貼りする編集人、という設定は非常に独創的で面白い、ですが・・・やっぱり、いくら大金持ちとはいえ、何のためにわざわざ大金はたいてそんなことするのかがやっぱりわからない・・・。
 生きてる間に、その人のチップから映像を飛ばして、見ているものを秘密裏にモニタリングして監視するとか、
 死んでからでもいいから故人の犯罪行為を暴くとか、そういう目的ならまだわかるんですが・・・。
 そんなに美しい思い出だけを残して浸っていたいんなら、最初っからそんなことしなきゃいいじゃないの!?って。

 劇場で死者まで出した超問題作「パッション」でのキリスト役では、見た目えらいことになっていたジム・カヴィーゼルが、主人公のライバル!?的な役どころで出演。あの映画ではほとんど普通に出てきたシーンがなかったので、最初は全然彼と分かりませんでした私・・・

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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ファイナル・カット
監督・脚本:オマール・ナイーム
撮影:タク・フジモト
出演:ロビン・ウィリアムズミラ・ソルビーノジム・カヴィーゼルミミ・カジクトム・ビショップ
2004年/アメリカ/ギャガ/94分

名優中の名優ロビン・ウィリアムズ

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