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国連とアメリカ

2005年3月発売
 アメリカ人だろうと諸外国だろうと、もはや先のイラク戦争、いやイラク”攻撃”における、アメリカの正当性の無さを疑う人はいないでしょう。
 攻撃開始の大義名分だった「大量破壊兵器」とやらがとうとう出てこなかったこと、また今時の国際社会では当然踏まれるべき国連を通しての手順も一切無視して攻撃に踏み切ったことなど、今更その悪逆非道ぶりは言うまでもありません。

 先ごろ、さすがのわがまま大統領ブッシュ氏も、”「大量破壊兵器所持」の情報は誤りだった”ことは認めたものの、”それでもアメリカは正しかったんだも~ん!”と強弁してしまう始末。なんとかにつける薬はないとはこのこと。
 しかし、なんでそもそもアメリカって国は、ああもジャイアンみたいにわがまま勝手なのか?アメリカは時に国連を指導しているかのようでもあり、また今回のように真っ向から反目しているかのようでもある、この一見ダブルスタンダード的な状況はどうしてそうなったのか?
 これらの疑問を、アメリカの勃興、国連の成り立ちの歴史を紐解きながら理論的に論証していく書。

 序章から、アメリカのイラク攻撃を、国際法上やその他いろんな法的な面から論理的に検証の上、どうみても正当性が無いことを証明。
 まあ、本書の立場を明確にする上で必要なことではありますが、あまりにもクソ真面目なその論証ぶりは、あまりにもその結果が自明な上に、当のジャイアン本人がそれをへ~とも思っていないのも明白なため、ちょっとむなしさを感じるというか・・・。
 いや、本書の意義がではなく、こういう真っ当な意見をあのわがまま国家にまったく意に介させることができないことの無力感というかいらだちみたいなものを感じずにはいられない。

 超大国としての力を振りかざす相手に、力で対抗してもねえ・・・やはり内側から切り崩していくしかないでしょう。多国籍国家、富裕層と貧困層の二極化っていう、つつきようによっては弱点にもなりそうな点をうまくついて、内乱でもおこさせられないもんですかねえ?って相当危険なこと書いてますかね?ま~妄想の世界、夢物語ですから・・・洋画もまだまだ見たいし。

●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)

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国連とアメリカ
最上敏樹
岩波新書

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