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スローカーブを、もう一球/スポーツを「読む」

★本日の金言豆★
プロ野球団の合宿所の部屋の床は、タイル張り

2004年10月9日発売
スローカーブを、もう一球 スポーツを「読む」  プロ野球、高校野球といった日本では人気のスポーツから、ボート競技、棒高跳びといったお世辞にもメジャーとはいえないスポーツまで、さまざまなジャンルの選手にスポットをあてて描いたノンフィクション短編集「スローカーブを、もう一球」。
 往年のプロ野球ファンなら誰もが知るスター投手から、ほとんど無名に近いシングルボート選手、棒高跳び選手、また同じプロ野球でも、ファームでの”打たせ役”専門の「バッティングピッチャー」と、その人物背景もさまざま。
 各人物に共通するのは、”ドラマ”があるということ。といっても、当事者本人がそれを意識して生きているわけはありません。中には事実だけを反芻してみると、「淡々と生きてるだけじゃん!」と突っ込みたくなるような話もあります。
 スポーツの魅力とは、結果の数字だけではなく、その過程にいかにドラマ性があるか?もっといえば、観客がいかにドラマ性を”見出せるか”にある。読者にそういった結果以上のドラマ、夢といったものを見出す手助けをするのがいわゆるスポーツライターの役目であり、腕の見せ所でもあるわけです。
 栄光の歴史の影に隠れたヒーロー像を躍動感と叙情あふれる文体でドラマチックに浮き立たせる本著、スポーツファンならずとも必見です。

 そして、スポーツ界において重要な役目を持つそのようなスポーツライター達そのものにスポットをあて、各人の代表作やその特徴、功績、著者の愛情あふれる個人的願望等を盛り込んだ短編集「スポーツを「読む」」。
 こちらも、「スローカーブを~」の著者山際淳司、”こんなのも書いてます”村上春樹、村上龍といった大御所から、”悠々自適の御隠居”大橋巨泉、”なんて読むの?”虫明亜呂無、”文豪たけし軍団”浅草キッドなど、バラエティにとんだメンバーを網羅。
 著者のチョイスに共通するのは、各人の”スポーツに対する愛情”。単なるニュース報道とは違う、感動、感情、臨場感といった情緒的なものまで伝えようとするライター魂を鋭く分析し紹介していきます。
 「梶原一騎と水島新司を野球殿堂入りさせるべき」との意見には目からウロコ。でもそういう発想の柔軟さが今のプロ野球界に備わっていれば、今日の低迷ぶりはなかったかもしれないですね。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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スローカーブを、もう一球
著者:山際淳司
角川文庫

スポーツを「読む」
著者:重松清
集英社新書

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COMMENTS

TBありがとうございました。
「江夏の21球」はわたしの永遠本かなー。
このBLOGの時はナンバー傑作集の文庫本買って再読した時かなー。
今、思えば幼い未熟なBLOGではずかしい。

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山際淳司「スローカーブを、もう一球」

なんとなく読みたくなり、ブックオフの金額あわせもあって購入。『NUMBER』創刊号に掲載されたことも名を残した一因となった、有名な「江夏の21球」を含む、第8回日本ノンフィクション賞受賞作品である。 まとめて読むのは初めてなんだが・・・スポーツ・ノンフィクショ.

スローカーブを、もう一球

「江夏の21球」で、一躍スポーツライターとして盤石の地位を築いた、今は亡き山際淳

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