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魚との知恵比べ -魚の感覚と行動の科学-

★本日の金言豆★
水は青い光を良く通すフィルタのような性質をもっているため、空中から見ても潜って見ても海は青く見える。水深30mくらいに潜ると、鼻血が緑色に見える。

2005年10月発売
 魚釣りって、人間と魚の知恵比べの例えとしてはもってこいのようですが・・・でもよく考えてみると、もしかすると釣られてるのは”アホな魚”だけなんじゃないか!?利口な魚はそもそも人間に釣り上げられるような愚は犯さないんじゃないか?
 まあよしんばそうだったとしても、特定個体の人間VS魚っていう意味じゃなく、種としての人間対魚っていう意味ではやはり知恵比べに違いないでしょうね。

 本書は、鹿児島大学水産学部教授でもある筆者により、釣りなどの漁獲の歴史を通して人間が明らかにしようと取り組んできた魚の習性、特徴、生態、それにまつわる研究などを解説。

 釣られやすい魚と釣られにくい魚はいるのか?いるとしたら、その性質は遺伝するのか?
 魚は水中でどのようにものを見ているのか?
 魚は色を識別しているのか?
 魚が好む音、嫌う音はそれぞれどんな音か?
 魚が好む味と匂いはどんなものか?
などなど、魚の習性、というか身体能力的なことについて、多岐にわたる実験・検証で徹底的に、きわめて真面目に研究しているのが面白い。

 魚が色盲かどうかとか、視力がどれくらいかなんて、動物以上にコミュニケーション手段が少なそうな魚でどうやって調べるの!?と思ってしまいますが、そこはさすがに学者先生方、手を変え品を変え、しかもちゃんと納得性のある方法でしっかり調べるもんです。
 自然界の動物たちはわりと色盲が多く、森の中などで迷彩柄の保護色をほどこした獲物や外敵を見破るのにはその方が適しているそうですが、魚はけっこう色を識別できるそうで、しかも高速で常に海中を泳いでいても1点を注視できたり、自分の真後ろも見えるなどものすご高性能。
 匂いも味も感じていて、それを利用した漁法もあるなど、魚の基本能力って意外となかなかあなどれないもんです。

 ちょっと変わった漁法として、人口の漁礁や光を使って魚をよせ集めたり、植物毒をつかって魚を麻痺させたり殺したりする方法も紹介。
 魚を集めるといえば、小エビなどを撒く「撒き餌」がメジャーですけど、特に観光地などでグラスボートの観客用に魚を寄せるための餌を撒きすぎて海底に沈殿し、さんご礁に悪影響が出始めるなど、環境被害も発生しているとか。じゃあ音や光だったら大丈夫だろう、とは一足飛びには言えないのかもしれませんが、いろんな方法で自然と共存できる道を模索するのは重要ですね。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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魚との知恵比べ -魚の感覚と行動の科学-
川村軍蔵
成山道書店

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●        お魚の栄養

.お肉に負けない良いタンパク質 魚は私たちの体の健康づくりにたいへん役だつ消化されやすいタンパク質をたくさん含んでいます。それに、魚のタンパク質には、体の中のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの成人病を予防します。 食べてアタマがよくなる!DH
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