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癒す心、治る力 自発的治癒とはなにか

★本日の金言豆★
ホメオパシー:代替医学(近代医学に替わるもの)の一つ。極度に希釈した独自の薬物をごく微量投与することにより、治癒反応を誘発する治療法。サムエル・ハーネマン(1755-1843)が創始。

1995年10月発売
 病は気から。人間をはじめとする動物がもともともっている自己治癒力は非常に強力で、外科的な処置が必要な外傷などを除けば、ガンなどの病気は自己治癒力の誘発で治すこともできる。
 この手の主張っていろいろ言われてまして・・・代替医療とか、緩和ケアはちょっと意味が違いますか、まあとにかく、薬や外科手術に頼り、科学的な分析結果しか信頼しない近代医学の限界を唱え、自己の体力を正常に戻すことと、こころのありようを改善することで、近代医学が太刀打ちできないような病も撃退することができる、と。

 どうしてもこれがいかがわしいというか、ある種新興宗教的なものとか、アブナイもののようなイメージを持たれてしまうのは、
 肉体とこころは一体、こころが治るイメージを描ければ治る、
 などといった精神論がどうしても前面に出てこざるをえないからでしょう。

 これは有る意味、この手の代替医療が内包するジレンマですねえ。
 筆者は、4つ葉のクローバー探しに例えます。昔は筆者自身も、野原で4つ葉のクローバーをいくら探しても見つけられなかった。しかし有る日、4つ葉探しの名人に出会い、「4つ葉のクローバーは必ずそこにある。見つけてもらうのを待っている。」という”極意”を悟り、それ以来、4つ葉どころか6つ葉でさえ見つけられるようになったといいます。
 大事なのは、心からそれが可能だと信じること。肉体の治癒力を高めるのもそれと同じことで、例えば末期がん患者が普通の医者にかかれば、「治りません!」と言われてしまう。その時点で「あ~治らないんだ」と思わされてしまえば治らない。「治る!」と思えば治る”可能性がある”という。

 この説を信じるか信じないか、それ自体がこの説の本質そのものなのが厄介。疑えばきりがないし、それで改善が見られなければ、「信じなかったからでしょう。」と言われてしまい、それに反論も反証もできない。結局、宗教的なものの考え方になっちゃうんですよね。

 本書がもう一つ具体的に提案しているのは、食生活の改善。不飽和脂肪などの有害物質や、毒性のある薬物などを含んでいる食べ物を極力排除すべき、とその理由も交えて論じ、その具体的な食品もあげているのですが・・・
 それに従うと、牛乳はおろか乳製品はいっさいだめ、食用油はオリーブ油だけ、動物の肉よりは魚の方がいいがそれも最近重金属などで汚染されているのでほどほどに、野菜は有機農法のものだけ、etc・・・と、完全に「買ってはいけない」の世界。
 かつて物議をかもしたあの本も、食パン食べ過ぎると失神するとか滅茶苦茶極端なことを言い、代替となる品物をあげ、実はそれが自分とこのやつだったというオチがつきましたが、本作はそういう商売的な部分は無いものの、ほんとにその通りにしようと思ったら食べたいものは一切食べれなくなること間違いなし。

 でもそれを信じて実行すれば、肉体の治癒力がアップし健康な日々を送れるかも・・・って、結局判断するのは読者個人ってことになっちゃうんですよね・・・私は・・・ちょっと無理ですね。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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癒す心、治る力 自発的治癒とはなにか
アンドルー・ワイル
上野圭一:訳
角川文庫ソフィア

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