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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない

★本日の金言豆★
日本の奈良時代の律令国家の段階で、出挙(すいこ)と呼ばれる種籾の貸出、つまり”投資”が行われていた。

2005年11月発売
 東京都知事・石原慎太郎の例をあげて、作家ってのは発想も多岐に渡って柔軟だし、理念や方針を言葉で表現するのも巧みだから、政治家に向いてる、もしくは政治を語るのに向いてる、ような気がしてましたが・・・よく考えたら、同じ知事でも田中康夫っていう現役の悪例もいるわけで、必ずしもそうは言えないんですよね・・・

 本書の著者も基本的に作家で、小説のほかエッセイや評論、芝居の演出等いろんなことに手を出してる才能豊かな人。この手のビジネス書っぽいものも、「上司は思いつきでものを言う」「「わからない」という方法」などの著作を出しています。
 タイトルからはちょっと分かりにくいですが、本書は要するに経済論書。
 現代の経済社会における「勝ち組」「負け組」とは何か?誰がどういう意図でそのレッテルを作ったのか?経済とはそもそも何か?といったことを著者なりの視点で分析・論評する内容。

 経済学者による分析とはまた一味違う視点にたったものの見方、考え方は一見の価値アリなんですが、最大の欠点は、文章が回りくどすぎ!
 しかも、明らかに著者は確信犯的にわざとやってます。自分でも本文中何度も「まわりくどいですね」を連発。
 単なる経済論に終らせず、その文脈に何らかの作家性を含ませようという意図が見え見え。でもやはり、この手のビジネス書においてそれは、うざいだけでしかありません。

 内容的にも、ざっくり要約すれば早い話が”すべて権力者の陰謀”という、お定まりの左翼的思考でしかなく・・・それを、作家ならではの言葉遊び、文章遊びで適当に粉飾して、いかにも現代風に物分かったようなことを羅列しているだけ。
 やはり、石原慎太郎がむしろ特殊な例で、作家っていうのは基本的にこういう「現実を構築しなければならない」政治や経済を語ったり担ったりすることには向いていないのかも!?変に弁が立つだけに、真の意味や意図をうまいことごまかして述べることに長けてるんですよね・・・。

●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)

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乱世を生きる 市場原理は嘘かもしれない
橋本治
集英社新書

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