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官邸主導 小泉純一郎の革命
ソールズベリー・ドクトリン:英国下院の総選挙で選ばれた政権与党がマニフェストで掲げ、下院を通過させた法案を、選挙で選ばれていない上院(貴族院)は否決しない、という、マニフェスト型選挙の先達・英国議会の不文律。
2005年12月発売
バブル崩壊後、財政、金融といった日本のマクロ経済政策は、常に時の政局を左右する最大の政治課題であり続けました。先の郵政民営化もその重要な一つといえるでしょう。
時の政治情勢と密接に連動する、財政政策の決定プロセスに特に重点を置き、官邸を舞台に過去十年における政治史、政策決定メカニズムの変遷を検証する、政治ドキュメントが本書。
・・・なんですが、ぶっちゃけ本書には”読ませる努力”が決定的に足りないようです。
時の政治家達が密室で交わしたであろう政治決定の際の会話を、まるでその場にいたかのような再現形式で書いたり、
誰もが知る政治家達の裏のつながり、人脈、しがらみなどを詳細に検証してあったりと、情報量は文句なし、あの政治の裏はこうなっていたのか!と、ドラマティックさはなくとも政治らしいキナくささ、ドロくささが感じられてもよさそうなものですが・・・
ドキュメンタリーっていうのは映像作品もそうですが、ただカメラをまわして撮った映像を繋いで流しただけ、ただ事実を羅列しただけ、では面白い作品には絶対なりません。そもそも、ドキュメンタリー作家という作り手が介在する時点で、純然たる”事実の列挙”にはなりえず、作り手なりの”物語””メッセージ”が否応なしに反映されるもので、それが意識されていないと、何も伝わらないものになってしまう。
そのあたりの極意は、ドキュメンタリーの大家の書に詳しいです。
本書は、非常に生真面目に”政治の歴史的事実”を列挙した書。なので、研究資料としては優れているのかもしれませんが、読み物としては正直読えない代物。
●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)
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清水真人
日本経済新聞社
名宰相?迷宰相?小泉純一郎
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