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サウンド・オブ・サンダー

★本日の金言豆★
「いかずちの音」:1952年、レイ・ブラッドベリ作のSF小説。

2006年3月25日公開
タイム・トラベルで過去を変えた場合、未来ははたして変わるのか?
 変わる!というスタンスで、数十年レベルの短いタイムトラベルによる過去と未来の変化を最高のエンターテイメントのモチーフに変えた名作が「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」、
 変わらない!というスタンスで、何百年単位から数時間単位の細かいタイムトラベルによるキャラクター達の動きをジグソーパズルのようにロジカルに組み立てた面白さが魅力の「サマータイムマシン・ブルース」。
 実際のところどうなのかは残念ながら検証のしようがありませんが、タイムトラベルもののシナリオの骨子はこのどちらかのスタンスをとることになります。

 で、本作は前者の「変わる!」スタンスをとる話なんですが・・・その変わり方、そしてそもそもタイムトラベルの概念そのものの描き方が、良く言えば非常に独特。逆に言えば非常にいいかげん
 まずタイムトラベルものに必須の「タイムマシン」。これは、乗り物の類ではなく、据置型の装置の体をなしています。現代から過去へ通じる穴をあけ、こっからが面白いとこですが、地面からちょっと浮いたところに透明バリアみたいなので廊下を発生させて、トラベラーはその上しか歩いちゃいけない!
 これは本作のキモのひとつである、「タイムトラベル三原則」に則ったもの。
「過去を変えるな」
「過去に何も残すな」
「過去から何も持ち帰るな」
・・・ってこれ、最初の「過去を変えるな」だけでいいんじゃないでしょうか? あとの2個は補足にしかなってないような気が・・・
SF界の巨匠、アイザック・アシモフの提唱した「ロボット三原則」
「ロボットは人間に危害を加えてはならない。」
「ロボットは人間の命令に服従しなければならない。」
「ロボットは、前2条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。」
に比べるといささか見劣りするチャチな原則です。

 まあそれはさておき、その原則に従うため、過去を一切変えないように、地面にも降りない、空気を吸ったり吐いたりもしないように宇宙服みたいなのを着て移動する。このへんの見た目の描き方は、これまでにない変り種ではあります。

 で、そこまで厳重に気を使いながらやることというのが、「恐竜ハンティング」。もともと火山の爆発のせいで死ぬはずだった恐竜を1匹、その数分前に殺すだけだから、過去を変えることにはなってない、というロジック。う~ん・・・突っ込みたいところではありますがまあいっか・・・。
 それよりもここで本作のタイムトラベルの第2の特徴、「同じ時間の過去に何度行っても、”前回のタイムトラベルでそこに行った自分達には会わない”」。
 これはどういう理屈でそういうことにしてんのか、イマイチ納得のいく説明は無いようです。これまでのタイムトラベルものなら、未来が変わる、変わらないに関わらず、一度行ったタイムトラベルの結果は残るので、会うはずなんですけど・・・
 なので、何度も何度も同じ時間に戻って同じ恐竜を殺すっていうツアーが、本作の舞台となる会社の売り物という設定。
 まあ、実際どうなるのかは誰にもわかりませんから、別にこういう解釈でもいいっちゃあいいんですけど。

 で、3つ目の本作のタイムトラベルの特徴、ここが本作の最大の見せ場。
過去を変えると、その変化が津波のように現代へ押し寄せてくる
 こりゃも~、まじめに論理的に解釈しようとするだけムダというもんでしょう。
 劇中では「ディープ・インパクト」の大津波の透明版みたいなのが街を襲う映像で描かれますが、その波はどこから来てどこに向かってくの?
 1つの変更による変化の波が、何で4段階に分かれてくるの?
等など、突っ込みどころというより、話の面白さ重視でそういうとこ何も考えてないんじゃないかとしか思えない!?でもその狙い通り、映像化されたものはビジュアル的には非常にインパクトがあり面白いので、まあいっかみたいな(^^;

 タイムトラベルものというよりは、生態系の乱れでいろんなワケわかんない生物が出てきたり、近未来都市の様子がどんどんジャングルみたく変わっていったり、そういう絵的なインパクトとそこで繰り広げられるアクションを楽しむ作品。あんま真剣にタイムパラドックスがど~のこ~のと考えると損します。
 だいたい、前述しました「前回のトラベルで過去に行った自分には会わない」ってのも、ラストで都合よくあっさり覆えされてますし。いいかげんにもほどがあるんじゃないの?

 あと、恐竜、生態系変化後に出てくるクリーチャー、近未来世界の街並みなどにCG映像が多用されてますが、その仕上げのユルさは脱力もの。序盤、主人公達が街中を歩きながら会話するシーンなど、昔のコントを見るようなハメコミ映像丸分かりの画面。こういうの観ると、あ~やっぱ「スター・ウォーズ」ってよく出来てんだな~と思いますね。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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summer_timemachine_DVD.jpgこちらは本広監督のコメディ「サマータイムマシン・ブルース
2006年2月24日発売

サウンド・オブ・サンダー 日本語公式サイトはこちら
監督・撮影:ピーター・ハイアムズ
原作:レイ・ブラッドベリ
出演:エドワード・バーンズベン・キングスレーキャサリン・マコーマック、ジェミマ・ルーパー
2005年/アメリカ/松竹/102分

ピーター・ハイアムズ監督作品

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COMMENTS

はじめまして

はじめてコメントさせていただきます。
hirxと申します。

私も「サウンド・オブ・サンダー」観てきましたが、ガッカリですね。
物語のスケールの大きさに比べてVFXのレベルが低すぎ・・・ひょっとしたら途中で作るの止めたのかと思ってしまうくらいのデキでした。

私のサイトでもSF映画の感想等を載せているので良かったら見て下さい。ブログ参考にさせていただきます。

hirx様

いや~あのVFXのチープさは何だったんでしょうねえ
ゲームのCGでももうちょっとちゃんと作りそうなもんです。

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