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米中石油戦争がはじまった

★本日の金言豆★
SSGNミサイル原子力潜水艦:米軍の最新式ミサイル原潜で、魚雷発射口から小型艦艇でシールズを送り出すことができる。

2006年1月発売
 米中石油戦争とはいったい何のこと!?私も含めて、日本のほとんどの一般人はおろか、もしかしたら大多数の政治家すらも、全然意味が分からないんじゃないでしょうか。
 しかし、まったくマスコミでは報道されない国際社会の裏側では、かつてのアメリカとロシアの冷戦時代とはまた違った、そしてより恐ろしい、アメリカと中国という二大大国による戦いが、すでに繰り広げられている、というのです。

 それは石油の獲得合戦という、大昔からあいもかわらず国際社会で戦争の火種になり続けてきたネタをめぐる攻防。
 そうでなくても人口の多い中国、でも国土が広いわりに、産出資源がほとんどありません。そこへもってきて、ここのところ急速に発展を遂げてきた経済事情により、石油の消費量は爆発的に増加。彼らにとってその獲得はのっぴきならない事情であるのはもちろんですが、それよりもこのペースで中国の消費量が延びると、早晩世界規模で深刻な石油不足になるんじゃないか?という、そっちの方もかなりコワイ・・・。

 そして、これまでは事実上ほぼアメリカのための産油国であったサウジアラビアが、実は最近中国との距離を急速に縮めており、合同で石油会社を作ったりしているという・・・そしてその反面、サウジアラビアはアメリカは日本といった国と距離を置き始めているといいます。
 このへんの事実関係には、多分に著者の憶測が混じっている感もあるものの、少なくとも会社の株式保有率という、第三者的に検証可能な事実で、中国の持ち株比率が高くなっているというんですから、見逃せない重要事実。

 こんな感じで、これまで”自分が一番!中国人にあらずんば人にあらず!”でやってきた中国が、アメリカの事実上の敵対国家としてさまざまな手段を裏に表に講じているという事実を、詳細に検証、論証する書。

 まず間違いなく、著者は愛国者であると同時に、かなりの中国嫌いなのでしょう。まあその2つは多分に相容れるので、悪くはないのですが・・・
 人民元の切り上げや、中国の台湾侵略計画などに関する論証は、ことごとく中国の戦略の傲慢さを暴き、その先行きについて失敗を予言しており、読んでて溜飲が下がるところは大いにあります。

 しかし、事はまさに日本の隣の国の話、そしてその敵対国家がアメリカとなれば、あまり感情的に物ごとを判断するのも有益じゃありません。
 著者は結局、中国はアメリカには勝てない、と断じており、その根拠は一言で言えば「中国の軍事技術はアメリカより数十年遅れているから」。
 確かに、いまだに放射能漏れおこす原潜を使っているらしかったり、戦闘機の管制も昔ながらのレーダーと通信連絡によるものだったり、徴兵制なので質の高い兵士がいなかったりと、現時点で遅れを取っているのはまぎれもない事実なんでしょうが・・・
 そんな感じで相手を侮って進出した挙句、いいように技術だけ盗まれて、いつのまにか製造業における地位を逆転されてしまったのもまた事実。なんだかんだいっても、米粒に字を書ける文化を持つ国、彼らの軍事技術がいつまでも先進国に水をあけられたままだ!などと侮ってタカをくくるのは、私は非常に危険じゃないか!?っていう気がします。

 愛国者を気取る人って、中国嫌い、それは全然いいんですけど、絶対中国は破綻する、やつらは技術的には絶対こっちに追いつけない等、変なプライドがあるんでしょうか、必ず相手を最終的にはバカにするんですよね、大した根拠も無しに。
 でもそうじゃなく、今の靖国問題にしたって、めちゃめちゃ高度な情報戦、心理戦を仕掛けてきているんだっていうくらいの認識を持ち、奴らがいつ攻めてきたっておかしくない!というくらいの緊張感を持って事にあたらないと、シャレにならないことになるのは間違いないと思います。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

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米中石油戦争がはじまった
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COMMENTS

拝読いたしました。

ケイさん語録様

拝読いたしました。言うほど魅力的な埋蔵量は無いのではないか等、大変興味深い内容でした。

中国の中華思想と、米国の西方向拡大願望がぶつかったときがこの世の終わりかも・・・と考えています。米国はNYCから国が興って西へ向かって発展しましたよね。西部大開拓、ハワイ、フィリッピン、グアム、ヴェトナム、中国(大日本帝国軍隊によって夢は破れました)、日本(現在属領状態)。米国の最終目的地は結局は中国なんだと思います。そのように常を戦争を仕掛けては国内経済発展を企んできました、米国は。 今の日本にはそれを阻止する人材がいませんものね。東の大西洋の向こう側は同属の白人地帯ですから残酷なことが出来ませんよね。また意邪魔いたします。

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