1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

素数の音楽

★本日の金言豆★
フィールズ賞:数学界におけるノーベル賞ともいうべき、最高の賞。4年に1度開かれる国際数学者会議の場で授与される。賞金は1万5千カナダドル、また受賞資格は40歳以下の数学者という制限がある。

2005年8月30日発売
 「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の敵役プッチ神父は、窮地に陥ったとき自分を落ち着かせるために「2,3,5,7,11・・・」と素数を数えます。
 一見規則性があるようでその実、気まぐれに出現し、「数の原子」とも呼ばれているというこの”素数”というやつ、もともと数学は大の苦手な私、学校で習って以来、特に気にかけることなく今まで過ごしてきましたが・・・

 数学界には昔から未解明のまま残されている難問がいくつかあるっていうのも知ってはいましたけども、「フェルマーの最終定理」以上の超難問として、素数の出現の規則性を予想した「リーマン予想」というやつを証明するというのがあるとは知りませんでした。
 この問題、伊達に”超難問”と言われているわけではありません。なにせ、この証明に取り憑かれた挙句、精神をやられ人格崩壊してしまった数学者までいるというんですから・・・

 そんな不思議な”素数”にまつわる数学界の歴史や、その問題に挑んだ歴史上の数多の数学者たちの素顔を描くノンフィクション。

 秀逸なのは本書の読み物としてのレベルの高さ。とにかく面白い!
 前述したように数学は大の苦手で大嫌いな私でさえ、生き生きと描写される登場人物たち、数学にまつわるさまざまな豆知識、数学という学問の意義や歴史などについて鮮やかに描く筆者の類まれなる筆致に我知らず引き込まれてしまいます。
 数学のことなど全く知らなくても全然問題なし。数学のアウトラインの勉強としても、学会ノンフィクションとしても、数学者の伝記としても楽しめる書。

 原作のそのポテンシャルを損なうことなく、巧みに日本語化した訳者の力量もあいまって、細かい字で約500ページ弱というボリュームにもかかわらず、一気にすらすらと読めてしまいます。

 ま・・・そうはいっても、書いてある「リーマン予想」とは何ぞや?なんてことは、読後も全く分からないままなんですけどね(^^; それでも面白く読めるっていうのが本書のすごいところ。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

話題のブログがいっぱい!
人気ブログランキング←ここをクリック

金言豆メインサイト 本の部屋へ

素数の音楽
マーカス・デュ・ソートイ
富永星:訳
新潮社クレストブックス

素数の世界に浸ろう

スポンサーサイト

テーマ : オススメの本の紹介 - ジャンル : 本・雑誌

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。