1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

認知症はここまで治る・防げる

★本日の金言豆★
見当識障害:自分が置かれている状況(今がいつか、ここが何処かといった時と場所、自分自身や周囲の人)を認識する精神作用が働かなくなる状態。失見当識ともいい、認知症かどうかの重要な判断材料となる。

2006年2月発売
 カタカナ語の日本語への言い換え推進とかいって、ジェンダーフリーとか意味がよくわからないカタカナ語に律儀に日本語をあてはめてようとする試みがされてます。
 そんなのと一緒にしちゃあいけませんが、認知症っていう言い方も、もともと痴呆症と呼ばれていたのを、侮辱的な意味合いを感じる人が多いということで、2004年末に厚生労働省により行政用語として「認知症」とすることを決定、その後医学用語なども「認知症」に改められたという経緯をたどっています。
 2004年といえばほんのつい最近の話、逆に言えばその時点まではみ~んな痴呆症痴呆症って何の問題もなく言ってたのに、急にそういう話が出て変更したっていうのは、言葉狩りに敏感になりすぎたメディアの罪か、はたまた本格的に始まろうとしている高齢化社会への意識の高まりの表れか・・・。

 本書にしても、もともと2003年に「新編・痴呆症はここまで治る」というタイトルで刊行されたものを、最新の予防・治療・ケアに関する情報を補足改定し改題したもの。公的な用語として”痴呆症”が無くなってしまった以上、そのままのタイトルじゃあまずかろうってのもあったのかも!?

 残念ながら、認知症に有効な治療方法は未だ確立されていないわけで、私も含めて、身内に高齢の方がいたり、現時点で認知症の方がいる方にとっては、なかなか重い問題として肉体的にも精神的にもずっしりとのしかかってくるものです。
 しかし本書を読むと、「なるほど、そういう考え方もあるか・・・」と、認知症に対する考え方に軽くカルチャーショックを受けることに。
 要は、相手が”見当識障害”状態にあるということを念頭に、相手の立場に立って考えれば、異常としか思えない行動にもちゃんと理由がある。  健康な者にとっては極めて強烈な生理的インパクトがある「弄便」、排泄後の便をいじるという行為にも、ちゃんと意味があってしている行動だというのです。
 これを理解した上でケアするか、「何でこんなことまで・・・もうダメだ・・・」と悲愴感に打ちひしがれながら生活するかでは、介護者の精神的負担感は天と地ほどに違ってくるでしょう。

 どちらかというと本書は、自分が認知症になることを防ぐというよりも、認知症といかに付き合っていくか?について指南する内容といえます。今現在若い人でも、老いに伴う認知症はある程度避けられないわけで、無理に防ごう治そうとするよりも、身内や地域社会も含めて互いにケアし合える社会にしていくことが理想ってことでしょうね。なかなか実現は難しいかもしれませんが・・・。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

話題のブログがいっぱい!
人気ブログランキング←ここをクリック

金言豆メインサイト 本の部屋へ

認知症はここまで治る・防げる
小阪憲司

著者の作品

スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本。 - ジャンル : 本・雑誌

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。