ブロークン・フラワーズ
ドン・ジョンソン:1950年12月15日~。米モンタナ州出身。テレビドラマ「マイアミ・バイス」クロケット刑事役で有名。
2006年4月29日公開
2005年カンヌ映画祭で観客を大いに楽しませてグランプリまでとったというラブ・コメディとのことですが・・・やはり笑いに関しては、日米間には解消しがたい分厚い文化の壁が依然立ちはだかっているらしく。
日本人が普通に観れば、のほほ~んとした不思議でけだるい空気感が漂う一風変わった映画には違いないものの、”笑うとこなんてあった!?”となること間違いなし。
かつて幾多の女性と浮名を流しまくったプレイボーイ、ドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)もいまや立派な中年、あいかわらずその性根が変わることの無い彼に、最後の彼女も愛想をつかして去ってしまう。
そんな彼の元に、差出人不明の1通の手紙が。ピンクの便箋にタイプライターで書かれたその手紙には、かつての彼の恋人を名乗る女性から、19歳になる彼の息子の存在が告げられていた。
とまあ、ここまでなら現実にもよくある(!?)話。本作ならではのぶっとびぶりはここから本領発揮。
素人探偵気取りの隣人ウィンストン(ジェフリー・ライト)は、ドンに”元カノリスト”を作らせると、それをもとに彼女らの現住所を調べ上げ、航空機やレンタカーなど旅の手配もすべてすませた上で、ドンに”手紙の差出人探しの旅”に出るよう勧めます。
個人情報保護法もへったくれも無いその異常な調査能力もさることながら、何の目的があってわざわざそこまでおせっかいを焼くのか?というつっこみはおいといて、ドンは気乗りしないものの(当たり前!)結局いわれるままに旅に出る。
本作のもう一つの見所はドンの元カノキャストの豪華ラインナップ。
娘一人のシングルマザー、ローラ役にシャロン・ストーン、動物の声が聞こえる!?カウンセラー、カルメン役にジェシカ・ラング、化粧が怖いイッちゃってるヒッピー女ペニー役にティルダ・スウィントン等、ベテランから最近の注目株まで揃い踏み。
「コーヒー&シガレッツ」もそうでしたが、ジャームッシュのこの異常なまでのお友達キャスティング力はすごい。よっぽど彼やその作品に役者が魅力を感じてるんでしょうね。
一応、熟年プレイボーイが主役の作品とはいえ、劇中別にそれらしいカラミのシーンなどはなく、シャロン・ストーンと同じベッドで目覚めるシーンがある程度。なのにPG-12指定なのは、シャロン・ストーンの娘が露出狂という設定で、素っ裸で歩き回ったりするから?あんだけのことでPG指定とは・・・一応ギャグになってて笑いどころのはずですが、その効果のわりにはとんだおまけつきになったもの。
●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)
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映画「ブロークン・フラワーズ」オリジナル・サウンドトラック
2006年4月5日発売
ブロークン・フラワーズ 日本語公式サイトはこちら
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレー ジェフリー・ライト
シャロン・ストーン
フランセス・コンロイ ジェシカ・ラング
ティルダ・スウィントン
2005年/アメリカ/キネティック=東京テアトル/106分/PG-12
ジム・ジャームッシュ作品
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笑うというより、びっくりです。何か、すごい態度がフツーなので、てっきり逆「裸の王様」で、実は着ているんだけど、観客には裸に見えるとかなのかと一瞬思いました。んなわけないか、とおばかな考察をしてしまいました。
確かに、爆笑、という感じではないですが、全体的にいやらしくない、でも大人向けのコメディとして、まったりできたと思います。