1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ザ・フォッグ

2006年7月29日公開
 霧とかケムリって、敵にまわすと怖いものとして、映画やマンガの敵役としてけっこう登場するもので。
 「ジョジョの奇妙な冒険 第三部」にも、両右手のエンヤ婆のスタンド「霧のジャスティス」ってのが出ましたし、
 現在連載中のマンガやアニメも大ヒット中の「ワンピース」にも、モクモクの実を食べて身体ごとケムリになるスモーカーってのが登場しますし。
 共通点として、斬っても突いても叩いても全然こたえない無敵さ、不死身さ、つかみどころのない不気味さみたいなのがある反面、あんまり力強さとか豪快さ、カッコよさみたいなのが無い感じなので、出すとしたらやはり敵役、少なくとも主人公キャラじゃないって感じはあるんでしょうか。

 濃い霧になると、ほんの数メートル先も見通せなくなるほど視界が奪われ、手で触ることも、うちわで扇いだぐらいじゃどかすこともできない、人間の力が及ばない巨大なパワーを秘めた自然現象。ホラー映画の題材としてはまさにうってつけの素材。
 そうでなくても、いわゆるゲテモノ、バケモノ大暴れ系のホラー映画では、得体の知れない怪物や死霊などの登場シーンなど、昔っから実に効果的に霧が使われてきましたし。
 それをさらに突き進めて、霧そのものが人間を襲う恐怖を描いたのが本作。

 1979年にジョン・カーペンター監督が撮った同名ホラーのリメイク作品。そっちの方は私未見なんですけども、まったく問題なく楽しめました。
 どんよりと立ち込めてきて不気味さを醸し出す霧、
 地面すれすれに這うように広がり忍び寄る霧、
 ものすごい勢いで街を覆い襲いかかる霧など、まるで意思があるかのように自在に操られる霧。さすがCG全盛のハリウッド、CG技術もここまできたか・・・と思いきや、意外なことにそれらの霧の映像にはそれほどCGは使われていないそうです。
 巨大な噴霧器を何台も使い、人の手で動かしたり、走り回ったりして再現したという霧の動きや演出は不気味でなまめかしく、リアリティたっぷり。やはり何でもCG使やいいってもんでもないんですねえ。
 もちろんCGがまったく使われていないわけじゃなく、「レイダース」のラストに出てきたような死霊を彷彿とさせる”霧状のオバケ”の造形とか、あと噴霧器を持って走ってたスタッフの足を消したりするのに使われたとか。

 アントニオ・ベイという街の過去の歴史にまつわる因縁が、現代に生きる人達に降りかかってくるというシナリオは、ただ単に霧が襲ってくるだけのホラー映画にとどまらない奥の深い物語に仕上がっています・・・が、イジワルな見方をすれば、街に恨みがあるのはよく分かったけど、で、何で霧やねん!?という気も・・・まあそのへんはご愛嬌ってことで。
 適度に伏線が効かせられ、何となく物悲しい衝撃的なラスト、よく考えると何でああなるのか全然意味わかんないし納得性もないんですけど、ビジュアル的によく出来てるし、映画全体の結末としてはヒネリが効いてて良。

 主演のマギー・グレイスってどっかで観た顔だなあと思ったら、今DVDもリリースされて話題の米テレビドラマ「LOST」に、ヤリまくりの異母兄妹役で出てた人。米テレビドラマに出て人気が出だすと映画にチョイ役で出て、ホラー映画のヒロイン役で主演して、っていう、あちらの女優の出世黄金パターンに彼女もまた乗り始めたようで、今後が楽しみですね。

●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)

話題のブログがいっぱい!
人気ブログランキング

ジョン・カーペンター監督によるオリジナル版
the_fog_old.jpgザ・フォッグ

ザ・フォッグ 日本語公式サイトはこちら
監督:ルパート・ウェインライト
原案:ジョン・カーペンターほか
脚本:クーパー・レイン
出演:トム・ウェリング マギー・グレイス セルマ・ブレア
2005年/米/ソニー/99分



金言豆メインサイト 映画の部屋へ

スポンサーサイト

テーマ : ★おすすめ映画★ - ジャンル : 映画

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

フォッグ The fog

セルマ・ブレア、トム・ウェリング、マギー・グレイス主演ルパート・ウェインライト監督がジョン・カーペンターのホラー映画をリメイクしました北カルフォルニアのアントニア・ベイ恐怖の時間午前0時から1時 セルマ・ブレアのDJはアントニア・ベイに流れます海に漂う霧の中

ザ・フォッグ-(映画:2006年104本目)-

監督:ルパート・ウェインライト出演:トム・ウェリング、マギー・グレイス、セルマ・ブレア評価:70点公式サイト(ネタバレあります)「100年前の罪を償え」って、そんな昔のことを言われてもなあ・・・。霧を使ったこのホラー映画は、...

ザ・フォッグ

「ザ・フォッグ」 THE FOG/製作:2005年、アメリカ 99分 監督:ルパ

映画『ザ・フォッグ』を観て

原題:TheFog(アメリカ)公式HP上映時間:99分鑑賞日:8月19日 シアターN渋谷(渋谷)監督:ルパート・ウェインライト製作・オリジナル脚本:ジョン・カーペンター出演:トム・ウェリング(ニック・キャッスル)、マギー・グレイス(エリザベス・ウィリアムズ)、セ..

映画「ザ・フォッグ」

2006年50本目の劇場鑑賞です。「スティグマータ/聖痕」のルパート・ウェインライト監督作品。ジョン・カーペンター監督が80年に製作した同名ホラーをリメイク。かつての怨念を抱えて霧と共に現われる死霊が港の町を恐怖に陥れていく。オリジナル作品の方が面白いですし、..

ザ・フォッグ

3.5点 (10点満点。5点で普通。6点以上なら満足って感じです。)あれれ?全っ・・・然、怖くないんですけど。あのホラーの奇才ジョン・カーペンター監督が80年に作った同名ホラーのリメイクだそーですが・・・この作品からはあまりジョン・カーペンターらしさは感じられま

『ザ・フォッグ』

----『ザ/フォッグ』ってネットで調べてみてもそのほとんどはジョン・カーペンターのクラシックばかりだね。「だろうね。リメイクの話は聞いていたけど、まさか、こんなに急に出すとは思わなかった。カーペンター版は当時もファンの間で話題になり、公開と同時に観に行った

復讐は濃霧と共に

161「ザ・フォッグ」(アメリカ) アメリカ、オレゴン州アントニオ・ベイ。そこは平穏な港町。生誕100年を迎え、?建国の父たち?と言われている4人の男性の銅像が作られていた。 そのアントニオ・ベイにニューヨークへ行っていた若い女性エリザベスが戻り、元恋人の

ザ・フォッグ(DVD)

舞台は、閑散とした海辺“アントニオ・ベイ”の町。小さな灯台のラジオ局から聴こえてくるDJのトークと音楽。そこで行われる生誕百年祭の夜、町は不気味な霧に覆われ、奇怪なポルターガイストに見舞われる。100年前に難破した船の乗組員達がゴーストとなり、町へと戻って..

ザ・フォッグ 06年237本目

ザ・フォッグ The Fog2005年   ルパート・ウェインライト 監督  ジョン・カーペンター 制作トム・ウェリング  マギー・グレイス  ラデ・シェルベッジア  デレイ・デイヴィス  セルマ・ブレア  ケネス・ウエルシュジョン・カーペン....

『ザ・フォッグ』を観たぞ~!

『ザ・フォッグ』を観ましたジョン・カーペンター監督による1980年製作の同名作のリメイク作品。100年前の怨念を抱えて霧とともに現われる死霊たちが、平和な港町を突如恐怖に陥れていくさまを描くゴシック・ホラーです>>『ザ・フォッグ』関連原題:THEFOGジャ

ザ・フォッグ:映画

今回紹介する映画は、ジョン・カーペンター監督のホラー作品の『ザ・フォッグ』です。 ザ・フォッグ:ストーリー 小さな港町、アントニオ・ベイ誕生百年祭の前夜。少年たちは、老漁師が語る恐ろしい話しに夢中になっていた。それは百年前の夜難破して死んだ“エリザベ?...
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。