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パフューム ある人殺しの物語

2007年3月3日公開
 これは、すごい・・・まさに衝撃の1作、しかし一歩間違えば笑撃作ともなりそうな、何にせよ一筋縄ではいかない作品。

 ストーリー

 魚の死体や臓物の生臭さが立ち込めるとある漁村で産み落とされた男。生まれた瞬間から母親にすら見放され、生命の危機に幾度となくさらされながらも、しぶとく生き延び成長した彼は、己に他人にはない天分があることを悟っていく。
 それは、どんな匂いもかぎ分け、どんなに遠くても嗅ぎたい匂いだけを嗅ぐことの出来るすさまじく発達した嗅覚。
 匂いの調合師との出会いを経て、匂い成分の抽出、調合といった匂いの探求術に目覚めた彼は、やがて師から聞いた”究極の匂い”を追い求める旅に出る。
 とある街に行き着いた彼が得た”究極の匂い”への道筋、それは若く美しい女性から、匂い成分を抽出することだった。

 親もなく、親しい知人も、理解者もない片寄った生活環境で生まれ育った彼の行動はあくまでも純粋。正義とか、善悪とかを超越し、あくまで”究極の匂い”を追い求める彼にとって、
「匂いのためなら、花を摘むのも人を殺すのも同じ」だったにちがいありません。

 とにかく”匂い”がテーマの作品、徹底的にこだわった目に見えぬ”匂い”を描くその映像美はすばらしいの一言。まるで匂いを抽象的に視覚化しようとするかのようなこだわった映像の連続。
 それだけに、抽象的にではなく実際に”匂いを映像化”したシーンが逆に笑えてしまう。
 主人公が初めて香水を調合し、それを師匠(ダスティン・ホフマン)が匂うシーンなどはその典型。ワインのテイスティングスクールでは、味をあんなふうに花畑を歩いてどうのこうのとか、美女の口づけのようとか例えて言うのがあるみたいですけど、それをまんま映像化してしまうという荒業。
 まあ最初のこのシーンは、確かに笑い半分みたいなとこあるのかもしれないですけど、終盤の本作最大の見せ場、捕らえられた主人公がまさに刑罰を加えられようとするシーンは・・・すごいっちゃあすごいですし、笑わせようとしてるのか?と思えばかなり大笑い出来る強烈なインパクト。
 このプロットをたとえ考えついたとしても、実行して実際に撮っちゃうところがすごい。とにかくいろんな意味で必見。

 主人公に関わった人物は、彼と別れた直後に必ず死ぬというプロットも、彼自身が迎える衝撃の結末も(こちらは本当にかなり衝撃的。やはりこういうドラマ作品の場合、表現はあまり直接的でない方がかえってインパクトあります)、はたしてこれは現実の話なのか、はたまたまったくの虚構なのか・・・
 はっきり感じ取れるにもかかわらずとらえどころがない、まさにタイトルどおり、匂いにまつわる不思議な物語です。

●オススメ度●
★★★ 絶対オススメ!(@^▽^@)ノ☆

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perfume_book.jpg香水―ある人殺しの物語 (文庫)

パフューム ある人殺しの物語 日本語公式サイトはこちら
監督・脚本・音楽:トム・ティクバ
制作・脚本:ベルント・アイヒンガー
出演:ベン・ウィショー レイチェル・ハード=ウッド アラン・リックマン ダスティン・ホフマン
2006/独/ギャガ/147分/PG-12



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テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

Tag : 究極の匂い 匂い ダスティン・ホフマン トム・ティクバ ベルント・アイヒンガー ベン・ウィショー レイチェル・ハード=ウッド アラン・リックマン

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