1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マリー・アントワネット

2007年1月20日公開
 わがまま勝手仕放題で民衆を弾圧するお上VS虐げられる民衆、という和洋を問わずどこの国でも一般的なこの構図、中でも革命により命を落とした女王マリー・アントワネットの逸話は、学校でも習いましたし、ワイドショー的エピソードの要素もあって日本人にも比較的なじみ深いのでは。

 しかし本作は、王制による圧政、弾圧、そして革命といった血なまぐさい要素は一切描かないで、マリー・アントワネット本人の生涯だけを描く、という切り口がなかなかレア。
 ・・・て日本人ならその程度の感想ですが、現地の人にとってはどうなんでしょ。昔のことだからまあこんなんもアリかな・・・みたいなノリなんでしょうか、
 「我々を搾取し弾圧した王室を美化している!けしからん!」とか言う人もいるんでしょうか・・・。

 絢爛豪華な王室の生活、昔のことで本人の感情抜きにしてとりおこなわれた結婚生活に苦悩しつつ、一方でその立場を利用して豪勢な生活を遠慮なく満喫するマリーの生涯を、ナレーションを廃してとことんビジュアルに見せる構成。
 最初は、あまりに説明も無く淡々と進む展開に「大丈夫かいな!?」と不安になりましたが、中盤以降に進むにつれ、その分かりやすさとテンポの良さにすっかり没頭。
 2時間という枠内でマリーの王室での生活を描くという都合ももちろんあって、劇中時間の飛ばし方がすごい。ベッドインしたと思ったら出産してたり、と思ったらその子と散歩してたり、と思ったら亡くなってたり・・・
 でもその飛ばし方の演出が絶妙。時間的に飛ぶシーンの前後にいろんな映像的工夫を凝らして、つながりが直観的に分かりやすくしてあるため、全然混乱することはありません。

 登場人物も、台詞も極力押さえ、ひたすらビジュアル的に分かりやすく、そして「王室の中からみた世界」を描くことに徹した潔さとセンスが光る。
 観ているとすっかりマリー達に感情移入してしまい、
「平和に暮らしてただけなのに、なんで突然民衆が攻めてくるの!?」っていう心境になってしまいます。実際、当時の彼女らの心境は本当にそうだったのでしょう。もちろんそれが良いわけ無いですけども、無策の失策ってやつで。

 主演キルスティン・ダンスト独壇場の映画と言って良いほど、ほぼ全編彼女オンリー。何回かセミヌードのシーンが出てくるんですけど、巧みに肝心なとこ見せない!さすが!
 シナリオの都合上、マリーは劇中ものすごい早さで年とっていくわけですが、その老けぶりをあっさりしたメイクだけで巧みに演じ分けているところも見所の一つ。

●オススメ度●
★☆☆ 私は面白かったです(*`ー´)

話題のブログがいっぱい!
人気ブログランキング

マリー・アントワネット 日本語公式サイトはこちら
監督・製作・脚本:ソフィア・コッポラ
原作:アントニア・フレイザー
総指揮:フランシス・フォード・コッポラほか
出演:キルスティン・ダンスト ジェーソン・シュワルツマン ジェイミー・ドーナン
2006年/米.仏.日/東宝東和=東北新社/123分



金言豆メインサイト 映画の部屋へ

スポンサーサイト

テーマ : 映画感想 - ジャンル : 映画

Tag : マリー・アントワネット キルスティン・ダンスト ソフィア・コッポラ アントニア・フレイザー フランシス・フォード・コッポラ ジェーソン・シュワルツマン ジェイミー・ドーナン

COMMENTS

COMMENT FORM

TRACKBACK


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。