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詭弁論理学
電鈴(ベル、ブザー等)は、パラドックスの唯一の実用例
1976年1月発売
無理が通れば道理引っ込む。どこにでも一人はいますよね〜、やたら口が上手くて自分の意見ばっか押し通す人、立場を利用して強引にまくしたてて反論を許さない人、とにかく立て板に水の独壇場でしゃべりまくり、人の話聞かない人・・・。
そういう身の回りの強弁家、詭弁家にはどう対処すればいいのか?いやまあ、別に無理して対処する必要もないんでしょうけど、時にはイヤでも真っ向から相手しなきゃいけないシチュエーションに出会うかもしれませんしね。
本書は、強弁、詭弁の成り立ち、仕組みを紐解くところから始まり、サンプルでそれらを検証し、さまざまな練習問題を通じて強弁、詭弁に隠された嘘、問題点を指摘し、反論の手段を考察していきます。
普段あまり真剣に考えたことのない詭弁論理のしくみですが、図解や例題で丁寧に解説された本書を読むと、その構造や論理の穴、突っ込みどころが理解でき、頭の中がスッキリしてくる感覚。あのときこう言えばよかった、今度こういう状況になったらこう切り返そう等、いろいろ自分なりの会話戦術がふくらみます。
論理思考の考察に関する本は、その性質上どうしても文体が難解だったり、専門用語や見なれない熟語のオンパレードで読みづらく取っ付きが悪くなりがちですが、本書はその点非常に読みやすく、しかも内容の濃さは損なわれていません。世界各国の論者、識者による様々な思考問題の例題は興味深く、それをユーモラスな文体でソフトに解説しています。
”Boys, be ambitious”(少年よ、大志を抱け)のアンビシャスの語源は「選挙運動」を表す言葉”ambire”等など、随所にちりばめられた故事や豆知識も面白い!本日の金言豆ももちろんその一つです。
憎まれっ子なんとやらといいますが、正しいか否か、優秀か否かに関係なく、声がでかくて弁がたつだけの人がのさばりがちな世の中。普通に慎ましく生きることがささやかな望みである我々庶民も、強弁家、詭弁家に不当に踏みにじられないだけの対応力、論理的思考力、会話力といったものを身につけておきたいものです。まあそれがこうじて自分が詭弁家の方にならないように気をつけないとですね。(^^;
●オススメ度●
★★☆ よろしかったらどうぞ♪(^◇^)
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